博(ひろ)く学びて篤(あつ)く志(こころざ)し、切に問いて近くを思う

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親愛なる皆様 お元気ですか。


今日の教訓

 「木野君な、ものごとが起きたとするやろ、起きた事実は一つや。
  明るい方から見るか、暗い方から見るかで、
  180度ものごとは変わるんやで。
  どっちから見た方が成功すると思う」
 幸之助はいつも質問していました。

    木野 親之著『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』より


1)
今月に入り研修が続いています。
1日から3日間は企業内教育インストラクター養成コース(24TT)で、
来年に向けての経営方針の作成と発表でした。


2)
通常、経営方針は経営理念から作りだすものです。
しかし、理念だけではなく、日々新たに、
外部環境や自社の問題に具体的に対応するため方針が求められるのです。


3)
今回はスケジュールの関係で経営理念の講義は出来ませんでしたが、
外部環境や自社の問題をどう解決するか、
その経営課題を明確にしての方針作成手法を進めました。


4)
業績の良い会社を含め色々な事例発表は、
参加者の方々に参考になったようです。
12月に全員の発表を行いますが、
厳しい経済環境の中、来年度はどういう戦い方をするかが楽しみです。


5)
翌日が東京「経営理念塾」、次の日が「経営指南塾」と続きましたが、
経営指南塾は増益経営の講義の後にディスカッションを行い、
約2時間50分の経営指南でした。
 1、値上げの問題
 2、幹部育成の問題
 3、職人と管理者の見極め方
 4、差別化のポイント ・・・  などです。
 
ディスカッションで参加者の意見も交えながら、
実のある経営指南塾でした。
他社の指南も参考になるようですが、来年は大阪で行います。


6)
経営指南塾参加の方々の嬉しいニュースもあります。
3億5000万円の設備投資をした後、
Y社はリーマンショックに見舞われて大赤字を出しますが、
今年は順調にいき、今までの分をかなり取り戻せるようです。


7)
暗いニュースだけではなく、
こうした明るいニュースがたくさんあるのも嬉しいことです。
やはり、日頃の研究開発や、未来の為の設備投資は不可欠ですね。
(但し、本業以外の金融商品に手を出してはいけませんよ!)


8)
ただ、ギリシャの問題が少し下火になったと思うと、
イタリアの問題がヨーロッパの大きな火種になりそうで心配です。
経済音痴の政治家は日本だけではないようですが、
それにしても不安定要素が強まって嫌な気持ちですね。


9)
国内ではオリンパスの粉飾決算で、
またまた日本型経営の閉鎖性や倫理感の欠如が指摘されそうですが、
我々企業経営者にとっても恥ずかしいニュースです。
厳しい時代だからこそ「強い倫理観」が求められます。


10)
PHP研究所からCS経営に関する本が出版されました。
日本の代表的企業が10社紹介されていますが、
日本創造教育研究所の会員企業様も3社入っており嬉しい気持ちです。


11)
特に、経営指南塾に参加されている武蔵境自動車教習所さんの、
日頃の「顧客満足経営の内容」が詳細に紹介されており、
高橋会長や明希社長や幹部社員さんの笑顔が目に浮かびます。


12)
4日のWBS(ワールドビジネスサテライト)では、
びわこホームの上田社長がニュースに取り上げられていました。
カンブリア宮殿にも紹介されましたが、
やはり、日頃の努力は必ず良い評価を受けると思いました。
常日頃からコツコツと努力を積み重ねることですね。


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13)
明徳塾は馬場恵峰先生から講義と書道の手ほどきを受け、
その後私の人財育成に関する講義でした。
やはり、社長の器以上の人財は育たず、
人づくりは自分づくりというのが結論です。


14)
講義が6時に終わるとみんなで食事をし、
明徳庵のそばにあるお茶室「隣松亦無庵」で、
箕面川のせせらぎを静かに聞きながらの一服でした。

まさに、忙中閑ありですが、
掛け軸「本来無一物(※ほんらいむいちもつ)」の前でしばし我を忘れていました。

※本来、空であるから一物として執着すべきものはなく、
一切のものから自由自在になった心境のこと


15)
昨日は京都の霊山歴史館での社長塾でした。
第一講座は伊與田覚先生です。
3時間にわたる講義がアッという間に終わりました。


16)
今回のテーマは、
「博(ひろ)く学びて篤(あつ)く志(こころざ)し、切に問いて近くを思う」です。

96歳になられる伊與田覚先生独自の解釈ですが、
正直その深い講義に全員が圧倒されました。


17)
要約すると、
「社長(上に立つ者)は学者ではいけない。
 知って教えるだけなら「口耳四寸(こうじよんすん)」となる。
 あくまで「実践者」にならなければならない・・・・」

つまり、どんなに博学でも実践に移さなければ役に立たないということです。
伊與田覚先生の講義や解釈は、このメールではお伝え出来ず、
その場にいないと分かりません。
講義も耳で聞くのではなく、体全身で全員が聞いておられました。


18)
 己(おのれ)に克(か)ちて礼に復(かえ)るを仁(じん)と為(な)す。
 一日(いちじつ)己(おのれ)に克ちて礼に復れば、天下仁に帰す。
 仁を為すは己れに由(よ)る
                   顔淵(がんえん)第十二

19)
●伊與田覚先生の講義
 己(おのれ)に克つとは私利私欲を捨てる、我をすてることです。
 我を捨てると天に通じるようになる。天の働きがわかるようになる。
 天命を知ることであり、知命して悟るということである・・・・・


20)
その他にもこのメールでは伝え難い講義がたくさんありました。
身震いするほどの深い感銘であり反省をしました。

「学問的には子夏(しか)の方が曾子(そうし)よりも偉かった。
 しかし、曾子のように永遠性を持たなかった。
 孔子の伝えるものは伝習のことである。
 子夏(しか)はギリギリのところでもう一歩だった・・・・(伊與田覚先生)」

まさに「社長塾」ならではの最高の3時間でした。
(お伝え出来ずにすみません。)


21)
第二講座はモスフードの元社長清水先生です。
実体験に基づくお話であり、伊與田覚先生の講義の後だけに、
清水先生の講義にも感動でした。


22)
昨日は坂本龍馬の墓前にお参りをしました。
京都を一望できる所に中岡慎太郎と並んだお墓があります。

自らの学問の浅さを反省すると共に、
学問の限界についても伊與田覚先生の講義で思うところがありました。

今日は姫路です。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2011年11月 9日 15:03に書いたブログ記事です。

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