経営における最大のリスクヘッジ(一億円の人財育成、アイ・ケイ・ケイの事例)

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親愛なる皆様 お元気ですか。


1)
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなられましたが、
一昨日は明徳塾の最後の講義で彼の話をしました。
1998年にスタンフォード大学に一年間留学しましたが、
アップル社を研究対象にして色々と取材をさせて頂きました。


2)
世界でPCが生まれたのは1976年です。
ガレージを本社にして、
共同設立者のスティーブ・ウォズニアックと二人で研究開発したものです。


3)
20歳で創業し、
成功を収めた頃、30歳で会社を追い出されます。
自分が採用した経営陣と意見の衝突があったのです。


4)
私がアップル社を何度も訪問した前年に、
ジョブズ会長は破綻しかけていたアップルに戻りました。
彼はスタンフォード大学での卒業記念講演の中で、
「自分には愛があった」と、アップル社を思う言葉を遺しています。


5)
マイクロソフトや、オラクルや、Yahoo!(IPOする前)にも訪問しましたが、
当時はこの3社には勢いがありましたが、
アップルにはヒット作もなく長い沈滞がありました。
いつも重苦しい印象を感じていました。


6)
スティーブ・ジョブズ氏は曹洞宗の禅を学ばれています。
その為に彼の言葉や死生観には日本人的なところがあるのです。
記念講演で、人生にはやがて点と点がつながることがある!
という趣旨を述べていますが、これは縁のことであり、
「縁ありて花ひらき 恩ありて実を結ぶ」と同じ意味です。

点々相連ねて線を成す
線線相並べて面を成す
面々相重ねて体を成す
(ひとつの何でもない点を大事にして夢を描き、
 見えざることにおいてたゆみなく努力すれば実現する。
 何ごとも成功するには長い長い潜伏期間がいる。
 ローマは一日にしてならずなのです。)


7)
天才が人の数十倍の努力をするのですから、
色々な商品開発に成功して当たり前ですが、
彼は決して有頂天にはならず、自分の閃きにチャレンジし続けました。


8)
56歳という若さでお亡くなりになりましたが、
真摯さを大切にした彼の人生に、
心から哀悼の意を表したいと思います。


9)
さて、アイ・ケイ・ケイの金子社長が日本経済新聞に掲載されました。
見出しは、
「人財育成に年一億円・研修で培う社員の多様性」です。

10)
金子社長は田舞塾や業績アップ上級コースにも参加されていますが、
地方都市を中心にハウスウェディングを提供して業績を伸ばしています。
アイ・ケイ・ケイを教育ケースにして「ケース・メソッド授業」も行いました。


11)
まさに「人財育成」で差別化されていますが、
実に色々なOJT(仕事を通した教育訓練)を行っています。
特にアイ・ケイ・ケイさんは全員が「可能思考研修」を義務付けられており、
非常に効果的な教育カリキュラムを制度化しています。


12)
私は株式上場前からの株主ですから、
財務内容にもかなり詳しい方です。
右腕の「松本さん(理念の伝道師)」からも報告を受けたりします。


13)
私の親友には、
「今は日本の株式市場も厳しいが、アイ・ケイ・ケイは買いだ!」と、
株式購入の促進役を買って出ています。


14)
目標は東証一部であり、
コア・コンピタンス経営を通してのビジョンや、
明確な計画があります。
私は、アイ・ケイ・ケイの決算書を教材と考えて株式から学んでいるのです。


15)
特に幹部研修には力を入れておられ、
経営理念に「能力を発揮する社員に機会を与える」とまで書かれています。
私は10月は大阪で、11月は東京で特別基礎コースの講師を務めますが、
アイ・ケイ・ケイの社員さんも幹部も可能思考能力の塊みたいに前向きです。


16)
今、松下幸之助翁のむめの夫人のドラマをNHKで放映しています。
全員経営、衆知の経営の真髄がこのドラマからも読み取れますが、
アイ・ケイ・ケイも全員経営、衆知の経営で業績を上げておられます。


17)
この記事で嬉しかったのは、金子社長が、
「特に経営誌を課題書にした討論会は人気で・・・」と、
月刊『理念と経営』を高く評価下さっていることです。


18)
世界的に景気低迷が叫ばれていますが、
やはり、不景気への具体策は「人財育成」であり、
人財で差別化するしかないでしょう。


19)
世界一のスーパーコンピューター「京(けい)」が、
官民協力して輸出することが決まりましたが、
資源のない日本が世界に伍して戦うには「人財」の育成しかありません。


20)
世界経済悲観論、日本経済悲観論などの閉塞感が濃厚ですが、
人財を育成した国家が成長発展するように、
企業も人財の差別化が企業の差別化になってきます。


21)
富山でスウェーデンハウスを建てられている黒田社長が、
「経営における最大のリスクヘッジはトップが学び続けること、
 これほどローリスクでハイリターンはない」と断言されています。


22)
経営問答塾の木野親之先生は、
成功の方程式で松下幸之助翁の人財育成を述べられていますが、
すべては人に始り人に終わるのですね。

明日は東京「経営指南塾」です。
10月は実にハードスケジュールですが、
会員企業様100%黒字に向けて頑張ります。


Stay hungry(貪欲であれ)

Stay foolish(愚直であれ)


田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2011年10月11日 11:01に書いたブログ記事です。

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