兄弟が尊敬し合う企業事例(N社長の講演)

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親愛なる皆様 お元気ですか。


1)
東京での実践後継者育成セミナーを終え、
経営理念と戦略ワンポイントセミナー(2日間)を終了して、
田舞塾の教育ケースをまとめ、昨日より福岡に来ています。


2)
東京の実践後継者育成セミナーでは、アドバイザーをして下さっている
N社長に講演をして頂きました。
過日の田舞通信でも触れましたが、アドバイザーは全員が
起業家養成スクール卒業生です。


3)
彼ら彼女たちが、如何に後継者から社長になったかの体験談を聞くのですが、
私が長々と講義するよりも体験談の方が力があります。
今回は、アドバイザーに後継者の心構えも話して頂きました。


4)
さて、アドバイザーのN社長は決算の数字を挙げながら講演されました。
相場商品を扱っているだけに外部要因によって業績が大きく左右されます。
5年前が8億5000万の経常利益を出しました。


5)
ところが、リーマンショックで大打撃を受け、
4億5000万円の赤字となります。
そして、その上にその年に10億以上をかけて工場の新設をしたのです。


6)
こうした「いきさつ」はN社長が田舞塾に参加されているので
既に教育ケースでも知っていました。
新しい工場を視察しながらケース・メソッド授業も行いましたが、
今回改めて、
30代の若さでよく耐えて頑張ったな!と感動しました。


7)
やはり、若さというのは素晴らしいですね。
田舞塾のケース・メソッド授業で言われた言葉を前向きに
受けとめて、前期は黒字にし、
今期は3億近い利益を出されます。


8)
N社長は起業家養成スクールの卒業生ですが、
今でも忘れられないのはお父さんのことです。
体調不良の中を無理して開校式に参加された姿を思い出します。
杖をつき、足を引きずりながら、長男の晴れ姿を見に来られたのです。
(私はエレベーターまでお送りしましたが、その年に亡くなられました)

「親思う 心にまさる親心
     今日のおとづれ いかにきくらん」

吉田松陰の歌ですが、まさにN社長のお父様の親心に感銘を深くします。


9)
N社長の赤字からの脱出の成功要因は、新製品の販売と新市場の開拓です。
(工場の新設が功を奏しています)
全社一丸となって、背水の陣で努力されましたが、今期3億の黒字予想は
我がことのように嬉しい気持ちです。


10)
N社長は2代目ですが、創業者である私も真似できない信念を持っています。
赤字の時も顔色一つ変えずに平気な顔をして学んでおられました。

*なでしこJAPANの澤選手は、
「苦しくなったら私の背中を見なさい」と言ったそうですが、
N社長にもそうした気概を感じます。


11)
私の自論は、
「企業経営に創業者や2代目、3代目がいるわけはなく、全員が創業者なのだ!」
ということです。
N社長の事例からも良く分かります。


12)
特にN社長の素晴らしさは人材育成に力を入れ、
自らも徹底して学び続けることです。
大学院を出てコンサルタント会社に勤務していた弟さんがいますが、
現在はその弟さんを右腕にして一緒に学ばれています。


13)
よく兄弟で経営しながら反目しあう方々もいますが、
このご兄弟は非常に仲が良く、お互いを尊敬し合っています。
この不況の中での3億の黒字も、兄弟の仲の良さがもたらしているものと思います。


14)
なでしこJAPANの澤選手は、
「一対一ではアメリカに勝てないが、みんなで力を合わせれば勝てる」
と言ったそうです。
そして、その通りに優勝しましたが、やはり、経営もチームワークです。


15)
まさに中小企業の強みを生かして、社長力・管理力・現場力の三位一体を目指し、
みんなで力を合わせる時ですね。


16)
さて、A社長からメールが来ています。この会社様は人材育成に関しては
非常に計画的ですが、思い切って、計画外で社員を派遣されたようです。
その感想とお礼のメールです。


17)メール
 「日頃はお世話になります。
  入社して2年になる当社の社員を御社の研修に参加させました。
  
  入社した当時は頑張っていたのですが、今年の2月に現場でミスを犯し、
  それ以後自信をなくしたのか、その後もお客様からクレームを頂きました。
  営業もでき現場もこなすので育てたい人材でしたので、
    思い切って派遣計画を無視して、
  SAコース、SCコース、PSVコースまで派遣しました。
  
  お陰で最終講で面談をしましたが、今は非常に成長し活き活きとしています。
  改めて可能思考研修の素晴らしさを実感しました。
  実践コースの面談では、彼の本音を聞き人材育成の必要性を痛感した次第です。
  若い社員が職場や仲間に貢献すると共に、会社の成功を祈る姿に感動しました。
  私は成功発想塾に参加する予定ですが、
  今後とも御社を最大限活用させて頂きます。
                         A社長様より」


18)
日創研の新入社員も、基礎コース(SA)と変革コース(SC)と
実践コース(PSV)を修了しました。
色々な事に気づいたようですが、課題や目標も明確になり、
即実戦として配属されます。
可能思考研修で随分発想の転換をしたようです。


19)
会社は社長の器以上には成長しないとよく言われますが、
社長だけでも発展しません。
(最近つくづくそう思いますね)
やはり、社長力・管理力・現場力の三位一体を追求し、全社的に発想の転換が
大事になってくると思います。


20)
片方先生の成功発想塾が大阪で8月24日(水)からスタートしますが
すべては、?着想―?連想―?発想―?予想の段階を踏むべきです。
成功発想塾では、
経営改善や、
色々な商品開発や、
新市場の開発や、
お客様の満足など、
新機軸の発見を学んでいきますが、
是非、私の尊敬する片方善治先生の塾に参加してみてください。


21)
研修終了後は、希望された方との一対一の面談もあり、
実務に活かせるよう研修になっています。
東京は既にスタートしていますが、参加者からのお喜びの声を多数頂いています。
厳しい時代には新しい発想が強く求められます。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2011年8月 2日 13:25に書いたブログ記事です。

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