別れを惜しむ(誠実努力でベストを尽くした人生)

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親愛なる皆様、お元気ですか。

1)
山形、茨城での講演が終わり、
一昨日は東京・経営理念塾でした。
そして昨日が社長・幹部塾、
今日からは可能思考研修基礎コースです。

2)
社長・幹部塾は、参加社長の念いを大いに語って頂きましたが、
私の「社員時代・幹部時代」そして社長としての
現在の心境も話しました。
社員も辛いし、幹部もしんどい・・・と同時に、
社長は苦行でもあります。

3)
特に、今年とか来年の事ではなく、
社長は5年先や10年先、20年先を
見据えていかなければなりません。
楽しみや喜びはありますが、その分「逃げ場」がないのですね。
逃げ場がないというのは大きなプレッシャーだと思います。

4)
逃げ場がある社長はまだ本物ではないでしょう。
パートさんや社員さんの失敗も、すべて責任は社長にあります。
業績の問題も同じであり、
業績が良くても未来を考えなければならず、
業績が悪いと、今度は問題と戦わなければなりません。
もちろん、社長には言葉に尽くせない喜びもあります。

5)
さて、今年は色々な方々が亡くなりました。
1TTコースのO社長様は、
新春経営者セミナー・東京大会にも参加されていましたが、
突然の病気でこの夏に亡くなられました。

6)
そして、昨年の22TTコースの中から、
二人の友人を失いました。一人はタクシーに乗車中、
追突されて亡くなられ、お一人はご病気でした。
勉強仲間を失うのは非常に残念で悲しみも深いです。

7)
また、私の尊敬するK社長の事業成功の基盤を作られた、
弁護士のN先生も亡くなられました。
いつも座禅室でお線香をあげていますが、
N先生とはお会いした事はありません。
ただ、K社長がお世話になったことは他人事ではなく、
自分の事のように思えるからです。

8)
私の小学校の恩師も亡くなられました。
前日は釣りを楽しみ、機嫌良くお酒を飲んでから眠られ、
朝食を取りながら急激な痛みに襲われ亡くなられました。

9)
私は原稿なしで弔辞を述べましたが、
今でも、この恩師が亡くなったことを信じていません。
お線香はあげていますが、
生きていると思いつつ語りかけて会話をしています。

10)
私には親父のように
厳しくご教授頂いた学校の先生が3人いますが、
この小学校の恩師の死は大打撃でした。故郷に帰るというより、
この恩師に会いにいくことが目的でした。
すっかり「故郷」が遠くなりました。
カラオケで千昌夫さんの「おやじ先生」を歌いますが、
今でも涙が出ます。

11)
さて昨日、鹿児島のI社長のお父様が亡くなられました。
ご一緒にお酒を飲んだり、お話を聞いたり、
月刊『理念と経営』の取材をさせていただいたりと、
多くの思い出がありますが、
この方も私の父のような存在でした。
おそばにいると心が安らぎ励まされるのです。

社是「誠実努力で常にベストを尽くす」を、
そのまま生きたお父様でした。

12)
人間は生きたように死ぬと言われますが、
お父様は、自分のお葬式の段取りまで指示されて、
89年の生涯を終えられたそうです。
質素で倹約で、絶対に贅沢をされなかった方です。
明るく前向きで、
骨太な人生を生きられた「お父様」のご冥福をお祈りします。

13)
戦争に行き、終戦後はご自分の判断で北朝鮮から逃避行し、
苦難を乗り越えて無事に日本に戻られました。
そして、事業を起こされてから40数期の決算は、
一度も赤字になったことはありません。

人間としても、事業家としても王道を歩いた人です。
実に豪快な方のご逝去に心が痛みますが、
こんな人生を生きた方は本当に少ないと思います。
「お父様ご苦労さまでした、安らかにお眠りください」と、
お伝えするべくつぶやいています。

14)
私は今日から東京の可能思考研修基礎コースですから、
お通夜にもお葬式にも行けませんが、
代理で檜山君に参列してもらいます。
そして、研修の旅が終わり次第、お線香をあげに参ります。

15)
ただ、こうしてメールを打ちながら、
I社長の悲しみを心から共有しています。
3日ほど前にI社長にお電話をしてご様子をお伺いしましたが、
お父さんはご自分のお葬式の手配まで述べられたという話を聞き、
最高の人生だとつくづく感動しました。

「人が逝く 独立独歩の 道歩み
              誠実努力の 人ひとり逝く」
                         得山詠歌
16)
人は誰もがこの世を去ります。
しかし、このI社長のお父様ほど逆境を乗り越え成功を成し遂げ、
堂々と亡くなる人もいないと思います。
特に死に際がすべてを物語るように、ベストの生涯でした。

17)
皆さん、一度しかない人生です。
我々も「誠実努力でベストを尽くして」生きていきましょう。
I社長様の悲しみを共有すると共に、
お父様のご冥福をお祈りします。
合掌

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2010年11月12日 18:30に書いたブログ記事です。

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