親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

 経営者には、定年もなければ引退もない。
 毎日が戦いだ。動けなくなるまで戦いだ。
 戦い抜いて、戦い抜いて、初めて勝利の栄冠を手にすることが出来るのだ。

 社員の幸せと、お客様の笑顔を得るために―。

 最後の最後まで、心を砕いてこそ、上に立つ指導者と言えるのです。
 幸之助は、94歳まで現役でした。

           木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06-6388-7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。

1)
田舞塾の7月の教育ケースをまとめました。
6月は芝寿しさんのケース・メソッド授業でしたが、梶谷真康新社長が頑張っています。
7月は物流業の教育ケースですが、この会社のF社長も一代で38億円の企業に発展されています。


2)
9月から第18期の田舞塾がスタートしますが、素晴らしいメンバーが揃い、来年3月にはミャンマーに行きます。
ミャンマーは椙村社長の新工場の見学と現地法人のケース・メソッド授業です。
TT卒業をされてからもずっと勉強をされていて、40数億円の売り上げで4億円以上の経常利益を出しています。


3)
椙村社長は自分に厳しく人に優しい人です。有名な甲府市の恵林寺で早朝から座禅修行をされています。
幹部も育ち、TTコ―ス派遣、社長塾派遣と人財育成に余念がありません。順調に行くはずです。
成功する人は「努力の堆積(努力論)」が違うのです。


4)
一昨日は京都の霊山歴史館で社長塾でした。伊與田覚先生もお元気で、たっぷり1時間半もお話下さいました。
満100歳の誕生日ということで、全員でハッピーバースデーを歌い、水谷さんから花束を渡して頂きました。
本当に伊與田覚先生にお出会いして人生が大きく変わりました。心から感謝です。


5)
宇野哲人先生、宇野精一先生親子は、古典の学者さんですが、親子そろって99歳でお亡くなりになっています。
私が社長塾の参考文献にしている新釈漢和体系にはお二人が出ていますが、
「小学」の勉強は宇野精一先生の解釈で学んでいました。論語の読み方までこの小学には書いてあります。


6)
伊與田覚先生には本当に感謝です。人生の師として先生の教えを多くの皆様方にお伝えしていきます。
人徳の大切さを説かれますが、先ずは私自身が徳を身につけなければなりません。


7)
さて、福島君の「ケース・メソッド授業による幹部育成セミナー」が好評で、ご派遣頂いた皆様方に感謝です。
第1講の教育ケースをご提供頂いた「道頓堀ホテル」の橋本明元専務には、素晴らしい質疑応答を頂戴しました。


8)
人徳の兄・橋本正権社長と才能の弟・橋本明元専務の絶妙なコンビが良い会社をつくるのですね。兄弟愛も素晴らしいです。
初回のテーマは「幹部の役割と責任」でしたが、定員が少ない分意見が多く出せ、「次も派遣するよ」と喜んで頂きました。


9)
後日、橋本明元専務から決算報告を伺う予定ですが、
増収増益でかつ次の新築ホテルの進捗状況をご報告頂きたく思っています。
第三次計画も進んでおり、頼もしい限りです。


10)
今月の13日には、日本初の優れたサービスを表彰する、
第1回「日本サービス大賞(主催:サービス産業生産性協議会(SPRING)」の優秀賞に選出され、
安部総理が表彰式に出席されましたが、なかなか受賞困難なものです。


11)
昨日は大阪で経営理念塾を行ないましたが、
27TTコース卒の内藤さんが「田舞さん、27TTから黒字になりました!」と、歓びのご報告を頂きました。
研修中、「内藤さん、黒字にしてくれてありがとう」を素直にお伝えしました。
やはり、中小企業の活性化、会員企業様100%黒字の使命やビジョンをご支援頂いたのですから嬉しいです。


12)
今回の経営理念塾は第五講で、事例企業は静岡の「たこ満」さんでした。
家業の御菓子屋さんを、今のような素晴らしい企業にされたのは平松現社長です。
理念が素晴らしいですし、1993年のLT研修で作成したビジョンを、2008年には大幅に実現されました。


13)
毎日書き続ける社員さん向けの「デイリーニュース」はすでに9,000通を超えています。
つまり、28年ほど現場社員さんにご自分の考えを書き綴られているのです。
こうした地道な努力が立派な会社を作るのですが、多くの企業は続きません。可能思考能力が低いのです。


14)
あれが駄目だったから、次はこれにしてみよう・・と次々に心変わりをする社長はうまくいきません。
色々とトライするのは大事ですが、「一以って之を貫く」の愚直さがもっと大事なのです。

美辞麗句だけを並べて経営理念と言っている社長や幹部をお見かけしますが、
その経営理念が、どんな大義をもち、どんな付加価値を創るのかが不明確です。


15)
やはり、幹部や社員さんの経営感覚が大事なのですね。
日創研は「経営感覚の涵養」を目的に、可能思考教育や職能教育を行なっていますが、
私の頭は次の教育カリキュラムに向けて試行錯誤しています。
「中小企業の活性化」「会員企業100%黒字」意外は、すべてを投げ捨てこの道一筋で生きていきます。


16)
お陰様で日創研には多くのご支援下さる方々がいます。
一昨日の社長塾では、「徳」「仁・義」などの講義の時、
起業家養成スクールのチューターさんや、TTコースのファシリテーターさんを前に、
「果たして、起業家養成スクール生に恥じない自分か?TT生に恥じないファシリテーターか?」と申し上げました。


17)
チューターの藤内さん、小林さん、高橋さんは、
起業家養成スクール生の前でも立派な人徳を積むべく学んでおられますし、
ファシリテーターの大橋さん、千村さん、山内さん、島ノ江さん、武澤さんも、
TT生に恥じない人間に向けて論語を学んでおられます。
個人の教育カリキュラムは人徳を積む研修をご提供し、主として日創研は組織向けに多くの研修を導入しています。


18)
7月以降、各地でマネジメント養成6か月コース、業績アップ6か月研修、実践ビジネススクール、
コア・コンピタンス経営(業績アップ上級コース)、田舞塾、営業スキルアップなどを開講しますが、
究極は、
1.「理念と経営」
2.「論語とそろばん」です。経営で失敗しては多くの人を不幸にします。

上滑りな経営は禁物です。勉強は一時的な苦労ですが、勉強しない苦労は一生続きます。

私も伊與田覚先生の弟子として恥ずかしくないように、毎日毎日「新釈漢文大系」で学び続けています。

田舞徳太郎

 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「資源は無尽蔵と考えた方が、気が楽やで、木野君」
あるものがなくなれば、必ず代替え物が発見されてくるものだと、
幸之助は考えていました。

人の智慧は無尽蔵です。
心が無から有を生むのですから。

だから心を清らかに美しくして、
「お客様の心に華を咲かせたい」と、幸之助は念じて経営をしていました。

             木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


1)
6月15日は、恩師の伊與田覚先生満100歳(数え101歳)のお誕生日でした。
29TTコースが終わり、翌日の経営指南塾の準備をしてご自宅を訪問しました。


2)
伊與田覚先生はさすがに気丈にされておられ、お元気でした。
13年前にお出会いした時のことを話され、山を下りた時のご様子などをお話し下さいました。


3)
先生の「あなたたちに出会えてよかった・・・・・・」のお言葉に、思わず涙が出ました。
私のことも色々と理解して下さっていて、まるでご自分の子供のようにお話しをして下さいました。
まだまだ至りませんが、伊與田覚先生に受けたご恩をお返しできるまで、
先生には元気でいて欲しいというのが本音です。


4)
私はこの13年間、社長塾の折にタクシーでお迎えに行き、その道中で色々な事をご教授賜りました。
「口伝」とでもいうべきお言葉ですが、書物に書いていない事をたくさん学ばせて下さいました。
そして、奥様からは「道を求めて生きることの厳しさ」を、妻の立場から教えて下さいました。


5)
今以上にお元気な時にはよくご自宅を訪問させて頂き、
父親に甘えるような気持ちで理解できない文章の意味をご教授賜り、先生のお勧めの書物も丁寧に読みました。


6)
社長塾を担当する川本さんや福島君は昼頃にお祝いに行ってもらいましたが、
この二人に「田舞さんを支えて下さいね」と、お手を合わせて依頼されたと聞き、本当に光栄に思います。


7)
伊與田覚先生がご立派なのは、満100歳にして、
小学校の教師時代の担当生徒3人から、お祝いが届いていたことです。


8)
山形の生徒さんは「さくらんぼ」、大阪のお菓子屋の生徒さんからは「特別なケーキ」、
山から下りて困っておられた伊與田覚先生をご支援された生徒(石津さん)はご訪問でした。


9)
石津さんは江坂に本社を構えておられ、そこを論語普及会のオフィスに提供されていました。
伊與田覚先生への社長塾のお願いは石津さんの会社が最初でした。


10)
石津さんも我々を応援下さり、当時お元気だった奥様も、先生に「あなたの役目でしょう!」と言われ、
我々の意図を汲んでご支援下さいました。「三顧の礼」について私が無知な時でした。


11)
きっかけはパナソニックの4代目社長の谷井様でしたが、
「田舞君、僕からも勧めるよ!」と、何度か伊與田覚先生にお願いをして下さいました。


12)
谷井4代目社長は、経営問答塾の木野親之先生のご縁からです。
木野親之先生と谷井4代目社長とご一緒にお食事をしている時、井上靖先生の遺作「孔子」の話題がきっかけでした。


13)
すべての出会いは、そのご縁を創って下さる「先縁」のお蔭です。木野親之先生のお陰であり、
谷井4代目社長のお陰であり、その「先縁」のご恩を決して忘れてはならないと思います。


14)
80年前の教え子が作ったお誕生日ケーキのローソクに火を点け、そのケーキを真ん中にして写真を撮って頂きました。
伊與田覚先生が吹き消して拍手をし、伊與田覚先生とご一緒にケーキを食べながらお出会いの時の話をしました。


15)
伊與田覚先生のお言葉です。
「山から下りてきたときは、論語に興味を示すものは皆無だった。
 今、時代が変わり、こうして「論語ブーム」になったことは日本国家が健全だという証拠だね」


16)
伊與田覚先生は子供さんに恵まれておられます。
優しい面倒見の良いお嬢様や、お孫さんに恵まれ、ご一緒にお住まいされていることも長寿の大きな要因です。


17)
親の面倒を見ない家族が多い中、お嬢様は今日の日まで「冷や冷や」されながら待たれていました。
今日のお嬢様もお孫さんも、本当に晴れ晴れとされて、満100歳を迎えられたことを慶んでおられました。


18)
「田舞さんね、親の恩・師の恩・自然の恩が一番大事なんだよ!」
自然の恩というお言葉にハッとさせられるものがありました。
自然の摂理を人間は甘く見て、不自然な事をたくさんしているのです。
自然の摂理=天理です。


19)
「田舞さん、天が分からなければ中庸は紐解けない・・・・」数年前に中庸の質問をした時のお言葉です。
先日、私の大切な友人に「死生命有り富貴天に在り・克己復礼」の色紙を書きましたが、
「自然の恩」というお言葉で、何か腑に落ちるものを感じました。


20)
早速帰宅して中庸を開きましたら、
「貧賤に素しては貧賤に行い、富貴に素しては富貴に行う」の文章に出会いしました。素行自得です。


21)
話はそれますが、東京都の舛添要一知事は、私が36歳の頃は東大の助教授で、青年会議所で色々と教えられました。
かばうつもりはありませんが、早くに父親を失い、女手一つで育てられ、貧賤からの脱出で必死に学ばれたのです。
助教授時代は決して豊かではなく、それでも我々JCメンバーに親切に教えて下さいました。


22)
今回の問題は、舛添知事は「富貴に素して富貴に行わなかった」からだと思いました。
私は非難する気持よりも、私も似たような事をしていないかを学ぶべきだと思いました。


23)
お金がなくて貧乏な時には必死に勉強し働きますが、
問題は富貴になった時にどんなお金の使い方をするかが問われるのです。
どんなに富貴に恵まれても、福を使い尽くさない気持ちを失うと禍が生じます。
舛添さんは他山の石だと思いました。


24)
伊與田覚先生の偉大さは、お金を追いかけたことが一度もない人生だったことです。
そして、貧しさを恥とせず、道を求めないことを恥じとされました。
素行自得の精神を忘れず、貧賤に素しては貧賤に行い、富貴に素しては富貴に行う。今一度深く考えてみます。


25)
私は恩師に恵まれました。
小学校の先生も貧賤に素しては貧賤に行う恩師でした。
中学校の先生も貧賤に素しては貧賤に行う恩師でした。

「修身教授録」の森信三先生も、仏教詩人の坂村真民先生も、伝記作家の小島直記先生も、
そして、道元禅の師匠・田里亦無先生も、皆様お金を追わずに道を求め続けた方々ばかりです。

伊與田覚先生は渋沢栄一の「論語と算盤」は一体の物だ!と月刊『理念と経営』で書いておられます。
中小企業の活性化に向けて、そして、伊與田覚先生からの二つのお言葉通りに今後も頑張ります。
伊與田覚先生にご縁を頂けたことは本当に光栄なことです。もっと学んで伊與田覚先生の教えを守りたいと思います。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「資源は無尽蔵と考えた方が、気が楽やで、木野君」
 あるものがなくなれば、
 必ず代替え物が発見されてくるものだと、幸之助は考えていました。

 人の智慧は無尽蔵です。
 心が無から有を生むのですから。

 だから心を清らかに美しくして、「お客様の心に華を咲かせたい」と、
 幸之助は念じて経営をしていました。

               木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。

1)
先般、滋賀県高島市にある「藤樹書院」に30数年ぶりで行きました。
前回は青年会議所の講演の際にご案内された時のことでしたが、心洗われる気持ちでした。


2)
神社や記念館にも参りましたが、藤樹書院が最も心が落ち着きました。
「翁問答」など、何冊かは読んでいましたが、今回は中江藤樹の「大学解」を手に入れるためでした。

3)
社長塾では、伊與田覚先生の後に「論語の講義」をすることをお許し頂いておりますが、
私の今後のライフワークとして、自分を磨くためにもこういう場を与えて頂いた伊與田覚先生に感謝です。
寸暇を惜しんで明治の森・箕面国定公園内の時習堂に通い、箕面文庫で日々自らと向き合っています。


4)
伊與田覚先生にも色々とお尋ねしご指導頂いていますが、
やはり、「自分の努力で獲得したものでなければ本物ではない!」という暗黙のご指導です。
安易な学びはインスタントなのですね。恩師の名を汚さぬような生き方が求められます。


5)
藤樹先生の「大学解」は、西晋一郎先生の解釈がついていますが、
少し、「大学」の誠意という意味や、正心とのつながりが分かってきました。
「格物」は色々な解釈がありますが、藤樹先生は「五事を正す」ことだと述べています。


6)
昭和14年の書物ですので、難しい文字が多く、立ち止まり、考え込みながら本を開いています。
ただ、いつも思うのですが、若い頃に通信教育で学んだ体験が生きています。
なかなか答えが出ずに孤軍奮闘しましたが、今頃役に立っています。人生に無駄はないのですね。


7)
同じ高島市に日本創造教育研究所のご受講生の企業様があり、そこの会社様にもご挨拶をしてきました。
既に20数年お世話になっています。社員さんだけではなく、ご家族全員が可能思考教育を受けて下さっています。


8)
アポイントもなしに参りましたが、訪問すると現社長が驚いておられました。
20数年赤字なしは「日創研で学んだことを愚直に守ったからだ」と言って頂き感謝です。


9)
お父様やお母様の会長ご夫妻も駆けつけて下さり、久しく話ましたが、やはり、基礎コースが話題になりました。
お母様は私の基礎コースで、「私はね、田舞さんにこう言われたのよ!」と笑顔で言われましたが、
当時は私も若く、「申し訳ありません!」と、身が縮む思いでお詫びを申し上げました。


10)
高島市には、岸田社長様の会社もありますが、土曜日だったこともあり、
次に藤樹書院に行った折に訪問したいと思います。本当に30年を迎えて、お一人お一人に感謝です。


11)
今週は29TTのTAプレゼンテーションの前半日程でした。
今年初めてのファシリテーターも緊張しながら必死で頑張っておられ、とても頼もしいです。


12)
また、ベテランファシリテーターはさすがで、本質を突いた言葉を発しておられました。
ファシリテーターの方々は非常に勉強熱心で、色々な研修を学びながらの役割です。根底に愛があります。


13)
研修中に末武専務と取締役の梅原君と、研修のコンセプトについて議論をしました。
日本創造教育研究所は、個人に焦点は当てていません。企業であり、会社であり、組織です。
だから、あえて、基礎コースでも「個人のビジョン」は扱いません。「The目標設定」「PSV(実践)コース」でも同じです。


14)
私は若い頃から色々なセミナーを受けたり、経営学の本を読んだりして自分を鍛え、魅力ある社長を目指しました。
ですから、自分が受けたセミナーを、幹部や社員さんにも積極的に受けてもらいました。
ところが、受けた社員さんが変に自信を持ち、過信となり、なかなか定着しないという痛い目に遇っています。


15)
しかし、教育しないと人は育ちませんから、どのように組織と個人が共に幸福になるかを考え続けました。
調理師学校の教育カリキュラムが久しぶりに出てきましたが、何と「人間教育」「経営感覚の促進」など、
今の日本創造教育研究所の根柢に流れるものになっていたのです。


16)
特に、中小零細企業はほとんどが同族で、中には自分たちさえよければ良いという経営者もいます。
働いてもいない奥さんに給料を支払い、社員さんには満足なお給料を払っていないという悪質な経営者もいます。
日本創造教育研究所は、そういう経営者にはかなり厳しいです。


17)
しかし、日創研で真面目に学ぶ方々は本当に真剣に社員さんの幸福を考えています。色々と苦悩しています。
だから、労使という言葉は一切禁句です。社員さんも、幹部さんも、社長も、ビジネスパートナーと呼んでいます。


18)
中谷社長様は29TTでプレゼンテーションに臨まれましたが、最後の実習の後少し話あいました。
社員さんを大事にし、社員さんの家族まで配慮するという哲学です。日創研を導入されたのは弟さんです。
中谷さんは社長塾が初めてですが、基礎コースなどは拒否されていたのです。


19)
ところが、可能思考教育を導入し、色々な職能研修を受けていく中で、会社が成長・発展していったのです。
6名の社員さんが、現在は50数名を超え、売り上げに対する経常利益率が13.5%で、今年は1億円とのことでした。
先般の「Only社長就活」でもビジョンを話され、女子学生を一名獲得されたという報告でした。


20)
海外にも拠点を二カ所つくり、今後は今の独自の製造機器を海外に積極的に展開するそうです。
社員さんにも夢があり、中谷社長もビジョン経営沖縄セミナーで明確にされています。
つまり、社長力・管理力・現場力の三位一体の、働く人の喜びと、業績の良い会社を創るのが「中小企業の活性化」です。


21)
個人に焦点を当てているセミナーもありますし、日創研に対してもそんなニーズもありますが、
私は、働く社員さんが幸福で、業績もきちんと上がる中小企業を創ることが目的です。
多くが現在の個人主義的価値観に阿っていますが、日本の個人主義には疑問を抱いています。


22)
アメリカは個人主義ですが、自由であると共に「自己責任」「義務」が強く求められます。
日本は、個人の自由は認めろ!責任は国だ!会社だ!行政だ!と、まさに責任回避の個人(わがまま)主義です。
日創研は、絶えず、機能対組織と共同体組織のバランスを取りながら、組織と個人のウインウインを目指しています。


23)
しかし、研修を効果的にするには、1.経営者が尊敬され、2.幹部が熱意をもって人を育てる意識を持つことが大事です。
3.社風の問題も重要であり、業績の課題もあります。まさにTTコース「企業内教育インストラクター養成コース」は、
そうした受け入れ態勢の整備を行うためのものです。魅力ある会社にしなければ人財が枯渇します。

個人の能力が活かされるような「場づくり」が必要です。
まさに、「採用、やる気、やり方、やる場、評価」の善循環が求められていると思います。

来週は、今週に続いてTAプレゼンテーション後半日程です。皆様方に感謝です。

田舞徳太郎
 

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
今回の田舞塾の教育ケースを提供して頂き、福島君の取材にも応じてくれた、梶谷真康現社長に御礼を申し上げます。
また、企業訪問をご受諾頂き、たくさんの幹部を集めて下さった梶谷会長に感謝です。

初日の企業訪問では、芝寿しさんの工場見学をしましたが、まさに30数億円を投資し、社運を賭けた工場は広く、
今後「冷凍米飯事業」を日本全国・アジアに広げるという真康現社長のビジョンを強く感じました。


2)
十数年間、梶谷会長と一緒に「ビジョン経営沖縄セミナー」で描いてきた構想だけに、
我々日本創造教育研究所にも責任があります。大成功を祈って皆さんが本音でディスカッションして下さいました。


3)
特に企業訪問の際は、財務診断と社風診断と共に、幹部さんの面談も必ず行います。
私のグループには宮田さんという方がいて、慶應義塾大学出身の才媛でした。笑顔が良く応対が最高でした。


4)
今年のビジョン経営沖縄セミナーには、現社長と幹部が参加され、
旧工場の二倍もある広さの非効率さを相談して下さいました。現社長が悩みを見せることはあまりなく、
出来立てだけにうまくいかない所があり、相談を受けて大阪の親父としてとても嬉しかったです。


5)
芝寿しさんの笹寿しは、TTコースの時のお弁当でも、ご受講生の皆さんが喜んで食べられます。
音羽も見習わなくてはなりませんが、材料費を思い切って使い、他の経費を効果的に活用して、
どこにも真似の出来ないような美味しいお料理のビジネスモデルを創っておられます。


6)
私は、現社長に「オぺレーションの問題だから心配いらないよ!」と言って励ましましたが、
100億円の売上予測に基づいて設計されているいるだけに、田舞塾の方々は工場見学して、
1.オペレーションの仕組みを変える、
2.マネジメントの問題
3.販売チャネルをつくっての売り上げ増強策
4.幹部育成など、様々なアドバイスをして頂きました。


7)
人生は、必ず苦労をするように出来ています。楽しいことばかり続く人生は絶対にありません。
問題は、苦労にも耐えうる人間力を磨くことであり、
38歳の現社長には「苦労は人生のチャンスだ。買ってでもしなさい!」と伝えました。


8)
今回は真康現社長が主役でした。三代目社長として、芝寿しを成功させた「現会長」を如何に最大活用するか?
芝寿しの「強み」の時に貴重な意見を頂きました。田舞塾の皆様方のアドバイスはさすがだと思いますし、
改めてケース・メソッド授業の凄さと「実学」を見直しました。


9)
社長力とは、経営資源の活用能力です。
私の経験上、今の日本創造教育研究所の成功は私の努力が「10%」であり、
残り「90%」は人様の智慧であり、ご受講生の方々のお蔭であり、働く皆様の力です。


10)
ただ真康現社長にも、起業家養成スクール生にも伝えているのは、「甘えるなよ!」ということです。
一年間、彼ら彼女らは必死に「自助努力」を叩きこまれ、必死に自分と闘って自律することを学んできました。


11)
先般も、能勢幹事長がシリコンバレーに25名で行っており、孤独に戦う「山本君」に大いに刺激されたようです。
私も若い頃は生意気でしたが、先輩に引き上げられて今があります。
若い彼らの芽を摘むことはなるべく避けて、我々は経営資源の一部となって「肥やし」を与えていきたいと思います。


12)
若い頃は、どうしても才に走ります。当然と言えば当然です。親孝行は父親を安心させることだからです。
起業家養成スクールを出た青年社長たちは悩みを抱えながら、親に心配させたくないという心理が働くのだと思います。


13)
ただ、才だけでは経営は出来ないことを、早い年齢で気づいた後継社長がうまくいっています。
真康現社長には、金沢出身の哲学者「西田幾多郎先生」の「善の研究」を読むことを勧めました。


14)
第5章の『知と愛』に強く記憶に残っている言葉があります。

『知は愛、愛は知』

「親が子となり子が親となりここに始めて親子の愛情が起るのである。
 親が子となるが故に子の一利一害は己の利害のように感ぜられ、
 子が親となるが故に親の一喜一憂は己の一喜一憂の如くに感ぜられるのである。」

親は子を知り、子は親を知る。つまりお互いが知りあうことから善は出発するのです。
社長は社員さんを知り、社員さんは社長を知り、お互いを思いやりながら愛を育んでいくのです。

15)
立派な人物(社長)になるには、中国の古典の『大学』の三綱領にある
1.明明徳「天に与えられた明徳(SA研修では素晴らしい価値)を明らかに自覚することです。」
2.親民「立派になった自分に自己満足することなく、自分の部下や家族を愛し幸福にすることです。」
3.止至善「明明徳と親民を日々の生活の中で実践し続けること。「至善に止まる」と解釈しても良いと思います。」


16)
もう一つ「至善に止まる」の解釈があります。

人君(社長)と為っては仁(思いやり)に止まり、
人臣(部下)と為っては敬(うやまうこころ)に止まり、
人子と為っては孝(親孝行)に止まり、
人父と為っては慈(いつくしみ)に止まり、
国人(知り合い・友人)と交わっては信(まこと)に止まる。


17)
そして、至善に止まるには、意(こころばせ)を誠にし、心を正しくすることが大事です。
ところが、人間はなかなか心を正しくすることが出来ません。私などは特にそうです。


18)
第一が忿怒(ふんぬ・怒り)です。怒りが過度の感情に影響されて、心は正常・中正を失ってしまうのです。
第二が恐懼(きょうく・おそれおののき)です。冷静さを欠き、正しい心の状態を失い、明徳が曇るのです。
第三が好楽(こうごう)です。好み求めることがあれば、心は不均衡となり正常な状態をくずします。
第四が憂患(ゆうかん)です。憂い患うことがあれば、心が偏りアンバランスになるのです。


19)
つまり、一身の主体である「心」が色々な迷いに覆われてしまうと、本来の善の姿が見えなくなるのです。
身を修めるには、まず心を正さなければならない所以であり、そのために雑念に囚われないように、
私は28歳から鎌倉に行って田里亦無先生に道元禅の教えを習い、今でも座禅し続けています。


20)
また、伊勢の修養団に2月の寒い時に毎年行き、五十鈴川で禊(みそぎ)をしました。水が痛い中を心を正すために鍛錬したのです。
当時、99歳の中山先生の指導で、蝋燭を見つめながら心を正したものです(もちろん、まだまだ成長はありませんが)


21)
伊與田覚先生には、父親のように「愛されている」という実感の下で、四書五経をお教えいただいています。
今年で13年目ですが、信頼してているということを、伊與田覚先生はさりげなく伝えて下さいます。
「田舞さん、あの文字は綺麗だった!」という承認の一言が、天にも昇るような気持ち(頑張ろう)になるのです。


22)
伊與田覚先生は、人徳が大事だ!小手先の才能だけで経営するのではなく、徳(仁義礼智信)の経営が大事だ!
タクシーの中でいつも「生きる基本」を優しく諭して下さいます。
どんどん伊與田覚先生のように、徳の高い人物になろうというのが今の目標です。

私は長男にも次男にも「親子は二人三脚だそ!」どっちが転んでも地獄が待っている。
お互いに相補うことが大切だ!と伝えています。
松原社長にもまだ若い末武専務にも言いつづけています。

日本創造教育研究所では、「共に勝つ」という価値観を可能思考教育で体験してもらっています。
月刊『理念と経営』でも、社長力・管理力・現場力の三位一体論を展開しています。


23)
「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」
論語にもありますが、中庸では「三達徳」と言って五徳との因果関係が述べられていますが、
なぜ知者は惑わないのか、なぜ仁者は憂えないのか、なぜ勇者は懼れないのかが、少しだけ分かってきました。

やはり、何事も継続が第一ですね。それを日本創造教育研究所では「量質転化の法則」と講義しています。
安永祖堂ご老師の公案の教えから学んだものです。

人間はどんなに優れた人でも未完成で終わります。
しかし、たとえ未完成に終っても、一歩でも半歩でも完成に近づくように努力するのが人間として生まれた役目です。


24)
芝寿しさんは来年で創業60周年です。創業者は徳の経営をされてきました。
その「三方よし」の精神をさらに4代目、5代目に受け継いで頂き、
まさに100年企業の礎を築くことが真康現社長の天命であり、それを支えるのが死ぬまでの会長の天命だと思います。
親子は一蓮托生です。芝寿しの益々のご発展を祈ります。

本当に感動した田舞塾のケース・メソッド授業でした。

田舞徳太郎

■■■ 田舞徳太郎通信 2016年 19号 ■■■■■■■■■ 日本創造教育研究所 ■■■

『事後の百策よりも事前の一策が大事なのです 』

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2016年 6月 3日 ■■■


●今日の教訓

「君、信用が商売発展の基礎やいうこと覚えときや」
 若い私に幸之助が教えてくれたことです。

 ファクシミリの成功は、
 この信用を重んじたことから出来上がったのです。

 幸之助は自分だけよければいいというような経営者ではありません。
 全世界の人たちのために尽くす経営が信用を生んだのです。
 ファクシミリの国際企画が出来たのは幸之助のこの一念からです」

            木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。

1)
東京経営問答塾が始まりました。
ある幹部社員さんが社長の代理で出席していましたが、今大きな困難を抱えておられ、
早速、問答の時に「時短と賃金」の関係を質問していました。


2)
どの中小零細企業でも人手不足による賃金の高騰と、時短の問題で苦しんでいます。
この会社は顧客満足と従業員満足をテーマにして経営していますが、
それだけに「時短と賃金の低下」の両方で社長が苦しんでいるのです。


3)
この会社は、売上に対しての歩合給が支払われていますから、
時短すると、たちまち「賃金」が低下します。今のまま時短をしなければ労働基準局に拘束され、厳しい処置が取られます。
まさにこうしたジレンマを中小零細企業は抱えているのです。お目こぼしが通用しなくなります。


4)
この相談をお聞きして、木野親之先生がその幹部社員さんに手厳しい質問をしました。
「あなたは時短の実行を決意していない、まるで他人事に考えている!」
この会社は社長と幹部が一枚岩になっているだけに、私もやんわりとアドバイスしました。


5)
「あなたの会社の社長は、「労働基準局」が入ってから、ほとんど寝ていないよ。
 こういう時こそ、幹部社員さんが自分の問題として考えガンバろう」と声をかけました。
まさに苦難の時こそ、社長と幹部社員さんが一体となるべきです。
幹部さんは27TTコース修了生なので、私もよく分かっています。
ぜひ、一致団結して苦難を乗り越えて頂きたく思いました。

幹部はボロボロ涙を流されていました。本当は代理参加した幹部も苦しんでいたのです。


6)
ミヤザキの山之上社長にも「何か解決策はありませんか?」と質問を求めました。
具体的なヒントをいくつか頂戴しましたが、さすがに成長企業の社長は「明確」でした。

1.お客様のご支援を仰ぎながら効率を高める。
2.時短のために人と車を増やす。
3.社員さんの協力を仰ぐ。
山之上社長の発言は、様々な苦難を乗りきってきた体験と知恵からの発想です。


7)
また、「The目標設定」でビデオ上映をしている真田ジャパンさんにもヒントを頂戴しました。
五月女社長は、「あくまで法令を順守し、その上で具体的方策を決める事」と、
まずは法令順守に力点を置いたアドバイスでした。


8)
ゼンリン東海の石原社長にもヒントを求めました。と同時に、新規事業の成功の具体策の事例も発表頂きました。
石原社長の会社は2005年にスマホによる「Googleマップ」で危機感を持ちました。
幹部社員さんと社員さんが次の事業を必死に考えて、今は地図の利益はゼロで、すべてを新事業が稼いでいます。


9)
木野親之先生のコメントもありましたが、松下幸之助は与えられた条件内で成果を創られたそうです。
中小企業も苦しいだろうけれど、知恵と創造性を高め、全員が経営者感覚を持つことを勧められました。

 

10)
私の答えは、「事後の百策よりも事前の一策が大事です」という結論でした。
多くの会社は起こったことの対策ばかりを議論していますが、そんな会社は生き残れません!
事前の一策を議論する社風にする必要があるということです。そのために「経営感覚」を全員が持つべきです。


11)
千葉の江口会長もご参加くださいました。江口会長は非常に義理堅く倫理観をもっておられ、
千葉北経営研究会の洋服屋さんの経営が苦しいことを知り、みんなでスーツを創ろうと呼びかけています。
非常に男気があり、私もそれに応えるべく「2着」を注文しました。


12)
私は、経営者は1.義理堅さと、2.面倒見の良さ(情)が大事だと思っています。
困っている人には常日頃から手をさし述べる気持ちが必要だと思うのです。
今回の参加者の方々は、皆様義理堅さと情に厚い人たちばかりでした。

 

13)
さて、古永講師の「実践マーケティング塾」のレジュメと宿題を見て安心しました。
初めての講座であり、マーケティングだけではなくデザイン思考の概念も取り入れています。
とくに、古永講師ファンが多く参加されており、29TTのファシリテーターの応援もあります。


14)
恐らく講義の時間が短すぎたのではないかと思いました。
特に、多くの中小企業はセリング思考に慣れていて、思考回路がマーケティングになっていません。
セリング思考からマーケティング思考にどう慣れていただくか?古永講師の苦労を感じました。


15)
最悪もう一か月延長ということも考えなければならないと思いました。
顧客志向の「4C」と、顧客志向「4P」はマーケティングに欠かせないものです。
小林製薬の「アンメルツ」はヒット商品であり、寿命が50年以上も続く長い商品です。


16)
なぜ、このアンメルツの商品寿命が長いのか?
まさに顧客志向であり、繰り返し繰り返し「マーケティング」をしてきたからです。
多くの場合、売り手の論理、 作り手の論理でものごとを発想しているからうまくいかないのです。


17)
月刊『理念と経営』も編集部がずいぶんと苦労をしています。私は毎号開く時にドキドキしています。
私は「本づくり」は素人ですが、顧客視点で創られているかどうかがいつも気になります。
同じパターンだと読み手は飽きますし、絶えず、顧客を意識した知恵と創造性が必要になるからです。

 

18)
シャープは人事問題で現在のような苦境に立たされているという一面もありますが、
まさに「マーケティングの失敗」です。液晶に力点を置き過ぎて、韓国のサムスンに敗北したのです。
パナソニックはテレビの一部分から撤退を決めましたが、津賀社長はマーケティング感覚をお持ちなのです。


19)
28TTコース修了の豊川さんが経営問答塾に参加されています。極めて稀有な人で、論点がいつも明確です。
先般ある講師の話を聞き、私も非常に不満を感じましたが、彼は明確に論理的に酷評していました。
私も色々と教えられるところがあるのですが、東大卒の元ジャーナリストという驕りは微塵もありません。


20)
また、今回は会員企業様の問題で、
29TTコースの古瀬ファシリテーターに相談に乗っていただいています。
改めて日本創造教育研究所の財産は、会員企業様だと思いました。
我々は全部を理解しているわけではありません。自分たちの不得意は専門家に支援を求めるべきです。


21)
私は傲慢なところがありますが、そうした点では謙虚です。
問題解決が目的であり、自分の変なプライドを守ることが目的になってはいけないと思います。
孔子は「下問を恥じず」と述べていますが、分からぬことは多くの意見を聞くべきです。


22)
木野親之先生もお元気に問答に答えておられました。もうすぐ満90歳になられます。
債務超過企業を再建し、松下幸之助翁に44年仕えられた人です。
芝寿しの梶谷さんがわざわざ金沢から上京された件もすぐに了解を頂きました。


問答でも申し上げました。人間の基本は「孝悌忠信」です。
親に孝行し、目上は尊重し、 自分にも他人にも誠を尽くして生きていく、経営問答塾の多くの皆様方に教えられました。
今日から福岡特別基礎コースが始まって、新しい出会いに緊張と喜びで複雑です。

田舞徳太郎

 

■■■ 田舞徳太郎通信 2016年 18号 ■■■■■■■■■ 日本創造教育研究所 ■■■

『気づきの能力(真剣に経営していれば、必ず何らかの苦悩や心配はあって当然です) 』

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

 「事業は、無理したらアカン。また、人に借りをつくってはアカン。
  人様には貸しをつくりなさい。ギブ・アンド・テイクというが、
  僕は、これまでギブ・ギブ・ギブでやってきたよ。だから後悔しないですんだ」

 経営の極意は、「自然に従う」ことから始まるのです。
 理に叶う念いをもってこそすべては成功します。

        木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


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なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
昨夜で大阪の特別基礎コースを終えて、牛丼の吉野家で680円の「麦とろ定食」を食べて帰宅しました。
とても美味しく、牛丼戦争と言われて安値合戦を繰り返した業界でしたが、吉野家さんが一歩ぬけた感じです。


2)
やはり、我々は価格競争をしてはならず、いかに「価値」を高めるかが大事です。
牛丼業界はお互いが価格の下げ合いを行い、全社で大幅減収となり赤字に陥ったところもあります。


3)
私は今「コア・コンピタンス経営」の推進を会員企業様にお勧めしていますが、
シャープの事例でもわかるように、時代の変化でコア・コンピタンスそのものも変ります。


4)
今回の特別基礎コースで、改めて「価値」をいかに作り出すか、その源泉づくりが急務だと気づきました。
そして、「価値」に重点をおいて経営する経営者は、やはり「自分の価値の高さ」に気づいた人です。


5)
今回は経営者のご参加が多く、経営者の方々にアンケートを取りました。
お一人だけ「一人でやっているので、何の悩みもありません」というお答えに驚きを隠せませんでした。
さらに気づきを深めて、理想や志を高めてほしいと思いました。


6)
真剣に経営していれば、必ず何らかの苦悩や心配はあって当然です。
特に、最近の経営者の志そのものに、大きな格差が生じているようです。


7)
今回は、研修の合間に「経営問答塾」のお電話掛けをしました。ゼンリン東海の石原社長の業績は絶好調のようです。
地図を専門に扱っておられましたが、今回よく聞くと「地図の売り上げはほとんどない」ということでした。


8)
今後、既存の事業が47%市場から消えると言われていますが、地図も消えたのですね。
私は17年前に、「デコンストラクション(事業破壊)」という時代の到来をスタンフォード大学で学びました。
ゼンリン東海さんも地図の事業は消えたのです。ところが、新規事業の提案を社員さんがしてくれ、
それを軌道に乗せるのに石原社長は相当苦労されたようです。


9)
ゼンリン東海さんも人財育成には熱心でしたが、幹部や社員さんが一枚岩になって新規事業を成功させたようです。
地図の売り上げがまだ盛んな時から日本創造教育研究所の可能思考教育をご導入頂きましたが、
我々も石原社長に学ばなければなりませんね。いつ既存事業がなくなるか分からない時代になりました。


10)
月刊『理念と経営』のオンリーワン経営の5月号では、古永講師が「今後なくなる産業」を書いていますが、
順調な時ほど、次の一手を準備していなければなりません。石原社長には「逆境!その時経営者は!」で、
どのように困難を乗り越えて新規事業を成功させたかを語って頂くつもりです。


11)
特に6月1日から東京で「経営問答塾」が始まりますが、石原社長もご参加くださいます。
松下幸之助翁は「経営革新するときには社内が混乱する。穏便に改革したものは本物の革新ではない」と述べています。


12)
第一講では、松下経営哲学における「新規事業の成功条件」を木野親之先生に語って頂きますが、
石原社長にも成功事例を話して頂き、時代に乗り遅れないポイントを問答したく思います。


13)
さて、今回の特別基礎コースは、本当にたくさんの方々や他方面からのご支援を頂きました。心より感謝申し上げます。
南大阪経営研究会の別府さん、鈴木さん他数人がお見えになられましたが、
ご受講生4名全員がTTコースに行かれるようです。各地経営研究会の皆様方にはお世話になりました。


14)
また、経営破たんを覚悟した時、「理念経営のすすめ」の本と出会い、再度奮起して現在があるという、
そんな経営者にもご参加頂いたり、月刊『理念と経営』の読者も数人参加されていました。


15)
東証一部上場のアイ・ケイ・ケイさん、東証マザーズ上場のハウスドゥさん、
ジャスダック上場の買取王国さんからもご参加されました。
ハウスドゥさんは現在「時価総額が200億」を超えられたそうですが、
現在はハウスドゥさんだけの基礎コースも行なって下さっています。


16)
今後、我々日本創造教育研究所も、単にお世話になるだけではなく、
可能思考研修に積極的に派遣して下さる上場企業の応援をしなければと思いました。


17)
ご立派な経営者の方々も多くおられましたが、やはり、発表をお聞きしても「気づきの能力」の高さを感じます。
気づきの能力が高いか低いかは、やはり、その人の志の高さからくるのです。
これからの企業成長の条件は「気づきの高い組織づくり」ですね。私自身が多くを学ばせて頂きました。


18)
今回の総リーダーは創業者で歯科診療所を開設されていますが、社員数75名で順調に伸びておられます。
非常に謙虚で温和な方でしたが、早速9月からの田舞塾にも参加されるようですし、30TTコースも決めておられます。


19)
おおむね業績の良い企業様の参加が多く、非常に前向きな方々ばかりでした。
経営者の方々のビジョンも素晴らしく、アンケートにはTTコースに関心を持つ方が多くおられました。


20)
北海道、東北、沖縄など全国からのご参加で、私も50歳代に戻ったような気持ちで元気に講義をしました。
「固定観念」の講義をしながら、自分で「そうだ、そうだ、これが原因なのだ」と頷きながら話していました。
やはり、伸びない企業は社長も幹部も社員さんも、みんな「マイナスの観念」に縛られているのです。


21)
自らの成長や、企業の成長を阻んでいるのは、松下幸之助翁が言われるように外部環境ではなく、
その組織に属する人たち自身の問題なのですね。まさに「経済と経営は違う」のです。
「でけへん思うたらでけへんやないか」と口癖のように言われたようですが、「気づきの能力」が問われる時代です。


22)
今日は、明日の社長塾のレジュメづくりです。月刊『理念と経営』の原稿もあります。
また、6月の芝寿しさんの教育ケースの設問づくりもあります。
気が抜けませんが、松下経営哲学や、伊與田覚先生の教えが少しずつ理解できるようになってきました。前進するのみです。

この三日間の特別基礎コースに多くの方々をご派遣くださり、また経営者の方々をたくさんご紹介頂きました。
心からご支援下さった皆様方に感謝です。
そして、宇都宮から駆けつけて下さった安斎さんありがとうございます。

田舞徳太郎
 

親愛なる皆様
お元気ですか。

 

●今日の教訓

 動けばドラマが生まれる。動けば結果が出る。
 動けば歴史が変わる。動かねば何も動かない。

 「会社を動かそうと思えば、まず自分から動くことだ。
  一人が動けば、万波となって、大きなうねりとなる」

 これが事業成功の基本です。
 幸之助は九四歳まで動いて、動いて、動きまわっていました。

              木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
明治時代の思想家・宗教家である内村鑑三の「後世への最大遺物」という書物は講演録です。我々の生き方を考えさせてくれます。
しかし、色々な内村鑑三の書物の中で最も感動したのは、
「余は如何にして基督信徒となりし乎』(よはいかにしてきりすとしんととなりしか)」です。


2)
儒教の教えで育った内村鑑三が、農学校の教頭だったクラークの勧めでキリスト教徒となり、牧師になるべく渡米します。
ところが、彼はなかなか本格的なキリスト教の信徒になり得ないのです。儒教とキリスト教の狭間で揺れる文章は心を打ちます。


3)
そして、キリスト信徒の家庭に育った人たちが、何の苦悩もなく、何の疑問もなくキリストの教えを信じる姿を見て、
そのキリスト信徒たちを単なる「レディメイド(既製品)」だと述べていました。


4)
苦悩もなく、葛藤もなく、涙もなく手に入れたものは、内村鑑三から見れば単なる「既製品」なのです。
スタンフォード大学に行く折、数冊の書物を持っていきましたが、この二冊は心慰めてくれるものでした。

 

5)
先週は新潟で日創研経営研究会の全国大会でした。新潟経営研究会が主管して下さり、
長野県の、長野東信・長野中信・長野南信の3経営研究会が副主管を務めて下さいました。心から感謝します。


6)
色々な講演や「13の徳目朝礼」全国大会などが行われましたが、心打たれたのが徳真会の松村理事長のご講演でした。
長いお付き合いですが、多くの事を教えられ、反省させられ、感動を頂き、命がけで懸命に経営された、
創業以来35年間のご努力に心から敬意を表しました。久しぶりに魂を揺さぶられました。


7)
現在はアジアNo.1の歯科診療所グループに成長されましたが、お会いした時は苦悩の真っ只中でした。
理念が明確で、大きなビジョンを掲げておられましたが、今日の講演は、30年前の念いを実現された内容です。
松村先生がビジョンを発表される時の光景は明確に覚えています。研修センターを創りながらのSA研修でした。


8)
私は日本創造教育研究所の設立時で苦悩しており、松村先生は新潟の新津から東京の駒込に診療所を出され、
人の問題で本当にご苦労されておられる時でした。新潟と東京の往復は松村先生の心身を相当苦しめていたようです。


9)
しかし、松村先生は自分の志を決して曲げられませんでした。
「一以って之を貫く」の生き方をされ、アジアNo.1だけではなく、アメリカでもご立派に成功されているのに、
今回の講演では「今でも理念実現の途上」だと述べらておれました。志が壮大です。


10)
特に、医院がまだ少ない時から、
1.日本の医療を変える
2.医療を通して国に貢献すると固く誓っておられました。
30年前から松村先生のお姿や、生き方や、経営の仕方を見つめてきましたから、それを可能ならしめた講演に頭が下がりました。


11)
どんな立派な言葉よりも、自らの初心を35年間忘れずに努力され「結果」を創った人には勝てません。
私も創業当時に新津の診療所に毎月通って、先生の苦悩に接した体験があるだけに、
今の成功に心から感動し、さらなる飛躍をお祈りし、70歳にしてたくさん学ばせていただきました。


12)
孔子は五十にして天命を知り、その天命にしたがって生きられた方ですが、
松村先生も自らの「天命」に命を捧げて来られたのです。高い志にさらに挑んでおられますから、
今でも苦悩を抱えられての成功途上であろうと思いますが、ここまでひたむきな経営者は滅多にいませんね。


13)
我々は、安易に「この命を何に使うか!」などと言っていますが、
自分の人生を振り返って、今日の講演で正直恥ずかしい気持ちになりました。
私も70歳にして多感なようです。大いに感動し、反省し、心から松村先生に尊敬の念を抱きました。


14)
まさに、内村鑑三の「余は如何にして基督信徒となりし乎」を読んだ後のような気持でしたし、
内村鑑三が言うように、決して「レディメイド(既製品)」のような人生を送ってはならないと痛感しました。

 

15)
講演の後に二人で歓談しましたが、松村先生には早速お願いをしました。
先生は滅多に講演はされませんが、
「東京の徳真会の医療ビル(8階建て)を見学させていただき、
 田舞塾の皆様には先生の話と、今後のビジョンを聞いてもらいたい!」


16)
当時の徳真会のケース・メソッド授業から、こんな凄い医療集団になった成長の軌跡と、
次は世界一を目指されている志の高さを、田舞塾歴の長い人たちにはぜひ見てもらいたいと思ったのです。
そして、昔の仲間たちと一緒に、松村先生と徳真会の発展を全員でお祝いしたいと思いました。


17)
松村理事長の講演は500名の皆様が聞かれて、ショックを受けている人が多くいました。
私は34歳で行徳哲男先生のご講演に衝撃を受け、同じ年に徳洲会の徳田虎雄先生のご講演で大きなショックを受けました。
そして、三度目のショックが今回の松村先生でした。


18)
徳田先生はご病気で闘病中ですが、若い時に先生の鞄持ちでよく講演について回りました。今でも尊敬しています。
兵庫県の三木青年会議所では、行徳先生と徳田先生が喧嘩となり、私が取り残されて研修をしたこともあります。
もちろん、徳田先生は政治の道に入られ、入院後も様々なニュースが流れますが、単にお金が目的の方ではありません。


19)
松村先生は歯科診療一途の人生であり、ある人から見たら「なぜそこまで頑張るの?」と不思議に思われるでしょう。
しかし、まさに「人生二度なし」です。安易に生きるのではなく、自分の天命を知って、そこに全生命を投げ出す・・・。
私はまだまだ中途半端ですが、苦労し悩みながらでも一途に生きる道もあると思うのです。

 

20)
さて、先般は福山で田舞塾があり、東洋額装さんのケース・メソッド授業でした。
起業家養成スクール卒業生で、29TTのファシリテーターでもある小林社長が、
額装では日本一の会社の、今後の新規事業というテーマで、今後のビジョンをディスカッションしました。


21)
そして、初日の午前中、小林社長と一緒に、20TT修了で、先般亡くなられた園木さんのお家に行きお線香をあげました。
園木さんは親分肌で非常に面倒見のいい人物でした。当時の映像が明確に思い出されます。
58歳という若さで残念でなりません。お電話をすると、いつも「田舞さんいいですよ!」と無理を聞いて下さいました。


22)
松村先生は2TTをご修了され、随分多くの方々を日本創造教育研究所にご派遣下さいました。
日本創造教育研究所が現在あるのも、松村先生のお陰だと思います。心から感謝です。

あれから27年の歳月が流れています。徳真会の血のにじむような努力が現在の繁栄を創ったのです。

改めて、松村先生の足元にも及びませんが、さらに努力して「中小企業の活性化」に貢献していきたく思います。
感激の全国大会であり、新潟、長野東信、長野中信、長野南信の皆様、ご参加者の皆様に御礼を申し上げます。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。

 

●今日の教訓

 幸之助は、私が松下電送の社長時代に、
 「木野君な、経営理念に祈って祈って、人ではなく自分をチェンジするんやで。
 チェンジするのは自分の生命や」と、よく言いきかせてくれました。

 自分の生命をチェンジするとは、考え方をチェンジするという意味でした。
 そうして、宇宙根源の法則に乗って、勝手に道が開けてくるのです。

 今思うと、幸之助は短い言葉で、深い深い生き方の極意を伝えてくれていたのです。

              木野 親之「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。

1)
一昨日は月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は...」に以前掲載された、日本電力サービス様の40周年記念式典でした。
私は記念講演をさせて頂きましたが、私の記念講演よりも、創業者である横倉会長のご挨拶が素晴らしかったです。


2)
40年の年月の重みを感じさせる念いの深いご挨拶でした。本当に心から感動しました。
この会社様は一時「エレベーターの死亡事故問題」でテレビや新聞のニュースになり、ご存じの方もおられるでしょう。


3)
我々も随分心配して、何度もお電話したりして不安を共有していました。
現社長は起業家養成スクールの10期生ですが、会長もTTコースを受けておられ、事故当時は田舞塾で学んでおられました。


4)
結果的には「誠意・正心」が勝利するのですね。横倉会長の道徳的な仕事の仕方が無実を勝ち取ったのです。
長い裁判の結果、この会社の責任はゼロということで決着がついたのです。


5)
月刊『理念と経営』4月号の三位一体論は、「天網恢恢疎にして漏らさず」のテーマで書いています。
色々な疑惑の有る中で、横倉会長の仕事哲学と判断力を天は認め、手を抜いた企業には天罰を降しました。


6)
「逆境!その時経営者は!」では、このエレベーター問題を主に取り上げ、
経営者の判断力が如何に試されるかを学びました。我々も注意しなければなりません。


7)
横倉会長がご挨拶で創業から今までの辛かった体験も語られましたが。
創業五年目に、創業の時の右腕を感電死事故で亡くしたことが一番辛かったようです。
やはり、人生には様々な歴史があるのですね。社員さんを思う気持ちに涙が出ました。


8)
現在も、28年間連続で増収増益を続けておられますが、田舞塾のケース・メソッド授業でも皆様感動でした。
電力は社会性の強いお仕事だけに、横倉会長は公けを大事にされており、人間性に満ち溢れていました。

 

9)
私の与えられた講演テーマは「縁から恩への扉・感謝」でした。
色々な困難をいかに乗り越えて、なぜ「日本電力サービス」さんが創立40周年を迎えられたか?
そして、企業の永続にとって、いかに「縁」と「恩」が大事か、「縁ありて花ひらき 恩ありて実を結ぶ」の話をしました。
勝ちに不思議の勝ちありですが、負けに不思議の負けはないのです。永続も破綻も理由があります。


10)
また、この会社は、電力不足と電力代の高いフィリピンにも現地法人を置き、現地社長もご出席でした。
国際部長の立石さんが通訳をされてのご挨拶をお聞きしましたが、立石部長は慶應義塾大学の博士課程を終わった人です。


11)
上場会社を辞めて、これからどうしようかなという時、横倉会長の人柄に惚れ込んで入社されました。
人財不足と言われていますが、トップが素晴らしいと良い人財は自然と集まるのですね。


12)
立石部長は私の基礎コースで学ばれましたが、
新しく入社された幹部社員さんも実践コース(PSV)を最近終えられたようです。
可能思考教育や職能教育も導入頂き、横倉社長も必死で学ばれています。私たち日創研こそ感謝です。


13)
特に、横倉(多摩)支部の「理念と経営」経営者の会のメンバーもたくさん参加されており、
田舞塾の野中さんはじめ、初めての方々とも名刺交換をさせて頂きました。皆さん熱心に学ばれています。

 

14)
多摩市の講演会場に行く前に町田市を通りましたので、松井大輔社長に電話をしました。
現在、田舞塾で学ばれでいますが、今度「新ビジネスモデル実践セミナー」と、「実践マーケティング塾」に参加されるようです。
時代が大きく変わります。次の事業やビジネスモデルの研究は大事です。


15)
この松井社長ともお父様の代からご支援頂いており、彼が町田JCの理事長の時に講演に伺いました。
お父様には本当に御世話になり、多くの悩める経営者の方々をご紹介頂きました。
日創研が創業30年を迎えられたのは皆様方のお蔭です。


16)
やはり、日創研で学び続けている方々は、業績も良く、人財も育っています。
世界経済の雲行きが怪しいだけに、将来の新規事業も含めてビジョンを明確にするべきです。


17)
また、起業家養成スクールを卒業した石川県の三ッ村社長とも電話で話しをしました。
「田舞さん、理念やビジョンが明確でないと、いくら経営計画書を作っても心から喜べないですよね!」という本音の言葉でした。


18)
やはり、社長や幹部は明確なビジョンを持たなければ活き活きとしてきません。(同じく社員さんも)
「理念」はブレーキの役を果たしますが、ブレーキだけでは経営はうまくいきません。
アクセル(ビジョン)が要るのです。ビジョン経営沖縄セミナーが必要な所以です。


19)
ロイヤル・コーポレーションの田島社長ともお電話でやりとりしました。
現在、マネジメント養成6か月コースで勉強中ですが、
昨年の28コースには二名の幹部をご派遣頂き、今年の29TTにも一名ご参加頂けます。


20)
また、次の幹部候補者には東京の「ビジネススクール」をお二人ご派遣頂いています。
ユニークなのは、一人の幹部を武蔵境自動車教習所に三か月預けられているとのことでした。


21)
「田舞さん、新しい事業構築のためにも、幹部とビジョン経営沖縄セミナーに行きたいのです」と、
現在スケジュールを調整中のようです。絶えず10年スパンで経営は考えるべきですね。

 

22)
新入社員研修が例年よりも多いようです。
特にトゥルースの天野社長の会社からは受け入れ研修だけで20名以上のご参加でした。
急遽、入りきれないということで、一回の研修を二回に分けることにしました。
我々もさらに丁寧に研修を行ないます。

「The 目標設定」の謝恩セミナーも喜んでいただいています。
可能思考教育を終えておられる会社様から、全員を受けさせたいというメールを頂戴しました。
また、「10トップ」などの新卒採用支援事業も好評です。
やはり、事業は人なりの言葉通りです。
日創研は新卒採用のご支援を我々らしく行なっていきます。もちろん謝恩事業です。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓
「考えて、考えて、考え疲れていつの間にか、うとうととして眠ってしまうことがある。
 目が覚めても答えが出ない。
 そんな時、頭で考えるのをやめて、
 今与えられている仕事に没頭して夢中になっている時に、
 ふと、どこからか答えが出てくる事がある。
 日頃の勉強(知識)と情報が知恵となって答えを出してくれるのです。
 幸之助は、「これが人間の一念の妙味だと思う」と言って笑顔を浮かべていました。」

                木野 親之 松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日より


1)
週明けは起業家養成スクールで二人のOBの講演でした。
講演の一人目は、ベアハグの稲川社長の講演でした。
函館から出てきて、わずかのお金で現在のベアハグを創業しました。起業家3期生ですが、今年50歳でずっと右肩上がりです。


2)
前回の田舞徳太郎通信のテーマは「我自らを耕せるのみ(かって三日糧を絶つ)」でした。
まさに彼は現在も休まず学び続けています。ビジョン経営沖縄セミナーも毎年参加です。


3)
講演二人目の熊本の山口社長は起業家11期生ですが、印刷業なのに「なぜ業績が良いのか」を話してもらいました。
彼は起業家養成スクールが終わると同時に毎年学び続け、
実践ビジネススクール2回、業績アップ6か月研修2回、マネジメント養成6か月コース2回、
業績アップ上級コースが今年を含め5回、田舞塾が今年を含め3回など、「コア・コンピタンス経営」を深く学び続けています。


4)
やはり、継続は一番大事です。二人の講演を聞くたびにいつも思いますが、ほとんどの人が途中で学び疲れするのですね。
非常に経営感覚がすぐれ、新しいビジネスモデルを100創ると言っていました。
才能は素晴らしく、彼は日創研で才能を開花させたと思います。講演後に、「忠信孝悌」という論語の言葉を送りました。


5)
さて、6月から福島君の「ケース・メソッドで学ぶ幹部育成セミナー」を大阪で行います。
今年から始まる新しい教育カリキュラムですが、幹部に絞ったケース・メソッド授業は日本では初でしょう。


6)
彼は入社してすぐにスタートした田舞塾を、1期から現在の17期に至るまでずっと運営しています。
2期目からは彼が「教育ケース」を取材し作成してくれ、すでに180企業以上の事例を体験しています。


6)
日本創造教育研究所のケースメソッド授業は、
18年前に私がスタンフォード大学で、ウイリアム・バーネット教授の手法を身につけてきたものです。
日本の中小企業にも理解しやすいようにアレンジしていますので、幹部育成には最高の教育カリキュラムです。


7)
ハーバード大学・スタンフォード大学等のケースを読んでも、中小企業の方々にはわかり難いものです。
日創研が行なうのは あくまで「中小企業」対象ですから、実際の会員企業様の教育ケースを中心にして行っています。


8)
そこには成功事例だけでなく、創業者の苦労話や失敗談、社内の問題点まで載せています。
彼はそれを15年以上も取材してきたのですから、経営者の悲哀や喜びもよく知っています。


9)
「ケース・メソッドで学ぶ幹部育成セミナー」の原型ともなる研修は
起業家養成スクールのカリキュラムの中にもあります。


10)
「企業事例研究」という名称で彼が講師として講義しています。
起業家第11期からずっと講師を担当していますので、すでに10年以上担当しています。


11)
起業家養成スクールは、創業経営者の後継者が多いので創業者の苦悩や考えを理解し、
サポートすることを目的にケースメソッド授業を始めました。
視点を変えて考えると、考えや行動まで変わるようになりました。


12)
福島君は九州大学を卒業し、野村総合研究所で活躍していましたが
日創研の基礎コースを受け、「社会人教育」というビジョンで私と出会い、まず音羽に入社しました。


13)
飲食についてはまったくの素人でありましたが、入社早々「大型店舗」の新店長に抜擢しました。
当初は人間関係などでずいぶんずいぶん苦労したようですが、調理師さんや部下を見事にまとめあげました。


14)
現場の苦労を踏み、色々な困難を体験して一人前になったので日創研に呼び戻したのです。
音羽時代も含めるとすでに20年も私を支え、日創研の発展に尽くし、部下を育ててくれています。


15)
朝礼の教材である『13の徳目』も私が構想し、彼に支えてもらいながら作りました。
当時は、少し難しい課題でしたが、お客様に喜んで頂ける教育ツールにまでしてくれました。


16)
私と直接仕事をしていますので、厳しい事を言われてずいぶん苦労もしたと思いますが
経営者は「明日のメシの種」を考えるのが仕事ですから、それも当然なのです。
大切なのは、それを「幹部が肯定的に解釈して」取り組むかどうかです。


17)
「ケース・メソッドで学ぶ幹部育成セミナー」では、田舞塾のように実際の経営を教材にして学びます。
経営者が何を考え、何に苦しみ、何を求めているのか、まさに実学です。


18)
幹部は自社の経営課題や社長の苦しみに対して、どうサポートし行動するのかをケースを通して考えます。
そして、研修が机上の学びに終わってしまわないように、ケース提供企業の「経営者」に来ていただいて、
本音で講演をして頂き、本音で質疑応答を行い、仕事力や、業績の上げ方や様々なことを学びます。


19)
自分がその会社の幹部であるなら社長をどのように補佐するか。
経営力やサポート力、部下育成力を高める研修です。


20)
松原社長も「音羽」で長い間店長をし苦労してもらいました。苦労した経験がなければ社長の苦悩は分かりません。
私の現在があるのも、日創研が成長しているのも、松原君、杵渕君、檜山君、川本さんの支えがあったからです。


21)
経営者一人では[所詮一人の力]です。経営者の想いを現場に落とし込み、現場の力を引き出すのは幹部です。
社長の力を何倍にも増幅することができるのが幹部の力なのです。中小企業の一番の課題は幹部育成です。


22)
TTコースや、実践ビジネススクールや、マネジメント養成6か月コースなどを修了した幹部社員には、
さらに実践的な力を高めるためにも、受講していただきたいと思います。

「ケース・メソッドで学ぶ幹部育成セミナー」は
定員が50名ですから、濃厚で切磋琢磨しあえる学びの環境になると思います。


田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓

 幸之助ほど、感謝の心で苦境を乗り切った人はいません。
 日々の生活の中で、
 私たちが当たり前だと思っていることにも感謝を忘れませんでした。

 「木野君、今日はありがとう」
 事あるごとに、幸之助はありがとうの言葉を使っていました。

 私にとって最高の励ましであり、
 生きがいになったことは言うまでもありません。

 感謝の心とありがとうの言葉は奇跡を生むのです。

             木野 親之 松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日より


メールの返信が出来ておりません。お許しください。

1)
先般はNHKのBS放送で、スタンフォード大学でお世話になったウイリアム・バーネット教授が、
「経営革新」というテーマで出演されていました。会場はアメリカの様子でした。


2)
私が渡米して、スタンフォード大学で何とか新しい教育カリキュラムを造ろうと思いましたが、
当時は皆目見当がつかず、本当に苦難の日々を送っていました。英語も大きな壁でした。


3)
しかし、日創研で「可能思考能力」の必要性を説いているだけに弱音は吐けず、
自分一人で涙を流したこともありました。他の客員研究員の方が10分で書けるレポートを私は5時間かかりました。


4)
しかし、厳しい中でも耐えることが出来たのは、若い頃から通信教育で学ぶ習慣が出来ていたからです。
新年恒例の「歌会始」に毎年応募をしていましたが、紙という御題の時の歌は当時の心境を表しています。


5)
「書く紙に 幾度なりしか 消し跡の 我は独りで 学ぶ身にして」
最近は寝るのが明け方4時とか5時になり少し体調にきていますが、当時は未来を切り開くために真剣に学びました。


6)
田舞塾のケース・メソッド授業は、ウイリアム・バーネット教授の手法から学んだものです。
スタンフォード大学のビジネススクールは授業を取ることそのものが難しく、
私はいつも立ったまま学びました。


7)
現在は田舞塾という形で教育ケースをつくり、それをもとにして開催しています。
まさに、日創研ならではで、ここまで「赤裸々」に自社の長所も短所も数字も出して下さらないでしょう。


8)
この3月9日で創業30年目を迎えましたが、すべては会員企業様やご受講生の方々のご支援のお蔭です。
心から感謝を申し上げますとともに、まだまだ若い私がいて、勉強をしない社長を見ると「憤」がこみ上げてきます。


9)
弘前の新戸部さんは6TT(企業内教育インストラクター養成コース)ですが、ずっと学ばれています。
現在も社長塾にご参加いただき、田舞塾や起業家養成スクールにもご子息をご派遣下さいました。
全社員が「理念と経営・社内勉強会」を毎日45分行い、13の徳目朝礼もされています。


10)
TTコースの当時は、日本青年会議所の副委員長をされていて、
熱心に日創研で学ばれる新戸部さんの行動に対して、担当委員長からお願いをされたこともあります。


11)
なぜ、新戸部さんが勉強熱心だったのか。その後、青森ブロックの会長にまでなられますが、
やはり、自社を更に立派にするぞという志がおありだったからだと思います。


12)
中小企業の活性化を使命として日創研を立ち上げましたが、
真剣に学ばれた方々は立派な会社をつくられています。


13)
テレビでバーネット教授のお姿を見た時、アメリカに渡って良かったなと心から思いました。
苦労は買ってでもしろ!とは実際のことだと思います。現在、日創研には52の教育カリキュラムがあります。


14)
バーネット教授は髪の毛が白くなっていましたが、学生たちを相手に元気に授業を進めておられました。
ダニエル・オキモト教授、「ビジョナリー・カンパニー」を書かれたジェリー・ポラス教授にもお世話になりました。


15)
ビジョン経営沖縄セミナーは、
ジェリー・ポラス教授にお逢いしていなければなかったセミナーです。


16)
最初はサンフランシスコから3時間も車を走らせて、第一回のビジョンセミナーをモントレーで開催しました。
当時は、会場の関係で今のようには多くが参加できませんでした。新戸部さんもおられました。


17)
新戸部さんが木野親之先生に真剣に質問される姿を忘れることはできません。
志が高いだけに、真剣に苦悩しながら、呻きにも近い気持ちだったと思います。


18)
同じ弘前の千葉さんや大湯さんも田舞塾に長い間学ばれ、業績も素晴らしいです。
弘前からもたくさんの方々が日本創造教育研究所に通われましたが、中途の方々の成功情報はありません。
新戸部さんのご提案でSA研修を行なうことになりました。青森の活性化が目的です。


19)
先般も社長塾で「学問の大切さ」を力説しました。安岡正篤先生の書物の言葉の引用です。
「王しょう之、少きとき家貧しくして学を好む。かって三日糧を絶つ。巻を執ってやめず。
家人之をそしって曰く、困窮かくの如し、何ぞ耕さざる。王徐に答えて曰く、我れ常に自らを耕せるのみ」


20)
これは六朝時代に、劉義という王がつくらせた「世説新語しょう」の一文です。
どんなに貧しくとも、志があれば人間は自らの能力をいくらでも耕せるのです。


21)
お金がないからなのか、商売がうまくいかないからなのか?T県のY社長が29TTを渋っています。
日創研T経営研究会の会長もしておきながら、自らを耕すことをしないから発展しないのです。


22)
社長も幹部も社員も心から学ぶべきです。しかし、真に道を求めず、志もなく、金さえ儲かれば良いと考える人は、
絶対に経営に学問を活かすことはできません。ビジョンをもち、理念を掲げ、使命感があってこそ活きるのです。

田舞徳太郎

 

プロフィール

  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。
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