親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「経営理念は企業の顔であり、企業の鏡であり、企業の魂である」

 そして企業の生命であり、企業そのものです。

 経営理念を軸に会社はまわるのです。
 経営理念は、自分と事業の懸け橋なのですから、大切に大切にしなければなりません。

 いつも無言の教えをうけていました。

                木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06-6388-7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
先日、クーラーをかけてまま原稿を書いたり、本を読んだりしていましたので、
久しぶりに風邪を引きましたが、サウナに入ってたくさん汗を流して元気を取り戻しました。


2)
前回、田舞塾のご講演で感動した袁(えん)さんのお人柄にふれるメールを打ちましたが、
ご紹介頂いた道頓堀ホテルの橋本正権さん・明元さんご兄弟に感謝のお電話をしました。
本当に素晴らしい経営者で、人徳の高さに畏敬の念を抱いています。


3)
橋本正権さん・明元さんご兄弟まだお若いですが、私は長男に「こういう人から学ぶのだよ」と話し合いました。
弟の橋本明元さんのお話をお聞きし、日本創造教育研究所にとっても光栄なことでした。本当に嬉しいです。
橋本明元さんは、可能思考研修の実践コース(PSV)で「海外との取引」のビジョンを掲げられたそうです。


4)
そして、30名ほどの様々な方々に交じって、ビジョン達成のために香港学習ツアーに参加され、
そこで袁さんに出会われたのです。良縁は「道を求める人にしか近づきません」
ここからが橋本明元さんのビジョンとミッションに対する経営姿勢であり、人生観です。


5)
30名ほど参加した中で、橋本明元さんだけが一人で香港に行き、袁さんを訪問されたのです。
他の方々は物見遊山ですから、問題意識を持ちませんし、「気づきの能力」も浅いのです。
香港を訪問すると、袁さんは鋭く人間を見る目を持っていますから、橋本明元さんを大歓迎されました。


6)
こうしたお話や他の色々な袁さんのお話をお聞きするにつけ、やはり、出会いは「人知」を超えますが、
お二人の生き方やビジネスの問題意識とが、こうしたご縁を生み出していくのですね。
橋本明元さんに袁さんの来日をお聞きして、
袁さん、橋本正権さん・明元さんご兄弟、私と音羽山荘でお食事がしたいと思っています。


7)
また、北王流通さんの教育ケースは急遽のお願いでしたが、古瀬社長に嫌なお顔一つせずに引き受けて頂きました。
専務の黒田さんは住友銀行出身で非常に優秀ですが、古瀬社長を本当に支えておられます。
東京で社長幹部塾が開催されますが、やはり、右腕や幹部が大事です。幹部で会社は決定します。


8)
将来の幹部候補を「理念と経営・社内勉強会」の中で探しておられるとのことでしたが、
非常に大変な中で、60グループも勉強会をされている古瀬社長だけではなく、
本当に努力される幹部さんにも御礼を申し上げました。


9)
私には一種の「被害妄想」があります。中小零細企業は元請け会社に泣かされるような仕組みになっています。
様々な相談がありますが、実に大手企業は「公正取引」のコンプライアンスを守っていません。憤りです。
と同時に、そこから脱却できない会社の社長や幹部にも憤りを感じるのです。大いなるジレンマです。


10)
古瀬社長は大手企業との取引を止めましたが、一年経って大手企業が頭を下げてこられたのです。
金沢の喜多ハウジングの喜多さんは、下請けから脱却し、立派な会社をつくられているだけに、
「奴隷商法」について憤激された体験の発言をしておられました。


11)
ケースメソッド授業は議論が活発で、普段はおとなしい声の中野講師が声を高くして意見を述べられました。
私は、このケースメソッド授業をお教え下さったスタンフォード大学のウィリアム・バーネット教授に、
「ユーモアが大事」と教えられましたから、
「今の発言は基礎コースの講師としての発言です!」と言いましたら、会場は爆笑でした。


12)
次の発言は変革コースの前田講師と、偶然にも基礎コース・変革コースの講師が続きましたが、
お二人とも自費で学ばれ、どんどんケースメソッド授業に貢献をして下さいます。感謝です。
福島君の「ケースメソッドで学ぶ幹部育成セミナー」も好評で、福岡の安部さんには3名の幹部を派遣頂いています。
東京や福岡でも、「ケースメソッドで学ぶ幹部育成セミナー」が出来ないか、松原社長や幹部にも相談しようと思っています。


13)
さて、過日のF社長から依頼された「五輪書」ですが、東京から帰宅してからメールを配信して、
それから読み始めました。本当に読み出したら止まりません。
宮本武蔵は「兵法の利にまかせて(中略)万事において我に師匠なし」と断言しています。


14)
しかし、吉川英治さんの宮本武蔵(全八巻)を読むと、私は沢庵禅師がいなければ宮本武蔵はなかったと思います。
小島直記先生は、我々に「五輪書」をご教授下さったとき、「宮本武蔵」もお勧め下さいました。
日本創造教育研究所の大阪で開催した「小島塾」で二回目となる「宮本武蔵」を読みましたが、
今回、三回目の「宮本武蔵」を読んでいます。


15)
五輪書は「兵法」を読むと、経営に通じるものがあり、「宮本武蔵」を読むと、同じように経営に通じるものがあります。
一代で吉岡憲法が築いた名門の吉岡道場も、長男の吉岡清十郎が遊びにうつつを抜かしてしまいます。
宮本武蔵は命がけで「槍の宝蔵院」の門弟を一撃で下し、開祖の日観和尚に「もっと弱くなれ」と諭されたのです。


16)
伊與田覚先生に学んできた結果、「五輪書」も「宮本武蔵」も以前と異なった読み方が出来ます。
特に、宮本武蔵が「弱くなれ」の言葉で葛藤する場面などは、伊與田覚先生の「中庸」を思い出させます。
改めて、伊與田覚先生とのご縁を頂いた、パナソニックの谷井昭雄元社長様に感謝しました。


17)
吉岡清十郎の話に戻りますが、門弟たちに「若、若!」と阿られて、それなりの訓練をしていたと思いますが、
経営と同じで常日頃が大事です。宮本武蔵に果たし状をもらって少し不安になったのです。
そして、試合になったら、父・憲法が一心不乱に編み出した剣の道を辱めるがごとく、一撃で倒されたのです。


18)
弟の吉岡伝七郎も京都の三十三間堂で、兄の仇を打つべく果し合いをします(よく霊山歴史館付近が出てきます)。
宮本武蔵は、吉岡伝七郎に対して「この男は俺より上だ!」と構えながら思ったのです。
自分は我流でやってきたが、「この男は吉岡憲法を受け継いでいる」と心を乱したのです。


19)
構えながら自分と葛藤する様は人間武蔵ですが、
沢庵禅師に教えられた精神統一で無私となり、吉岡伝七郎も打ち負かせたのです。
吉川英治の巧みな文章と筋書に、「寝る」のがもったいないような気持ちでした。


20)
宮本武蔵は「技」を追いかけず、「精神」を追いかけました。
剣の道と人間らしく生きる道で苦悩しますが、我々は「企業経営」を通して人間を磨き、その道を極めなければなりません。
苦悩は「道を求める」人間には当たり前のことなのであり、その苦悩が人間を深めるのです。


21)
結局、一道を求めてその一道に打ち込む人間には勝てないのです。
あれをやりこれをやり、企業経営一筋に打ちこめない社長や幹部は、究極、吉岡清十郎のように一撃で倒されるのです。
経営はどんなにうまくいっていても、安住してはいけないのです。すべては孫たちの未来の為です。


22)
五輪書では、様々な芸の道を広げるよりも一筋に打ち込めと、
絵画やお花も一流だった宮本武蔵は考えたと思います。(文章を勝手に私流に解釈していますが)
ましてや我々は凡人です。宮本武蔵が剣一筋で命がけで生きたように、我々はもっと「必死に経営」に取り組むべきです。


23)
現在、新しい教育カリキュラムを作成しています。
社長塾も伊與田覚先生の代理はハードルが高すぎます。
F社長には、宮本武蔵を読み直す良い機会を与えて頂きました。

24)
「一以って之を貫く」
伊與田覚先生にお教え頂いたお言葉を、仮名論語にたくさん赤ペンで書き残しています。
社長塾は13年目ですが、「久敬」をひたすら守ってきました。
師にお出会いする難しさと、師のお教えの深さに頭(こうべ)を垂れるのみです。

田舞徳太郎

 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「君な、利益が出ないのは汗のかき方が足らんのとちがうか」。

 幸之助は社会的使命や人間主役の経営を主張すると同時に、
 その結果としての利益が出ないのは何らかの問題があると考えていました。

 因縁生起と言いますが、結果には必ず原因と縁があるのです」

             木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。

1)
先週後半の二日間は「田舞塾」でした。初日は香港で一代で旅行業を築き上げた「袁さん」でした。
観光ガイドから身を起こし、300億円の売上を上げ、香港証券取引所に上場されています。


2)
ご紹介を下さった道頓堀ホテルの「橋本正権さん、明元さんご兄弟」に心からお礼を言います。
やはり「素晴らしい人は、素晴らしい人とご縁を結んでいる」のですね。


3)
類は友を呼ぶと言いますが、袁さん(社長と書くと罰金1,000円なのです。)とご縁をつないでおられる、
「橋本正権さん、明元さんご兄弟」のお人柄に、改めて感謝申し上げます。


4)
袁さんは、創業の精神を忘れておられません。
たくさんの財を築かれましたが、 高い車にも乗らず、大きな家にも住まず、
これだけの地位を築きながら、社長とか先生とは呼ばせません。


5)
地震などの災害には海外の国々に大金を寄付されています。
東日本大震災には1億円以上のお金を寄付し、今回の平成28年熊本地震に対してもかなりの金額を寄付しています。


6)
赤十字に寄付すると「所得税の還付」が香港でもあるようですが、
東日本大震災でも熊本地震でも自分が有効と思う組織に寄付し、「所得税還付」は無視しています。


7)
今回の田舞塾の講演料も、熊本県の東京事務所長にお渡しされ、熊本の5名のメンバーも喜んでいました。
袁さんの全身から溢れる日本への感謝の気持ちに心から感動しました。
日本の経営者が忘れたもの・・・
1.徳
2.才能
3.笑顔
4.寛容さ
5.厳しさ
6.感謝
7.誠実さなど、人物を思わせる人でした。

8)
昨年、袁さんは日本に16万人の旅行客を送り出し、165億円の売上を上げられましたが、
この「経済効果」は、普通言われる5倍としても、日本に800億円以上のGDP効果をもたらしています。
創業前に日本のガイドをされていたとはいえ、日本が大好きで「おもてなし文化」を身に着けておられます。


9)
表情も作り笑顔ではなく、心から滲み出る慈愛に満ちたお顔で、
まるで私には「仏様」のように見えました。伊與田覚先生のお教え通りの人物の条件を持った方です。
先般「恥」の概念についてメールしましたが、未熟な自分が恥ずかしくなりました。


10
特に社員さんを大切にされ、香港は雇用の流動性が高い中、非常に定着率も良いようです。
きとんと利益を出していますから、一年に7回のボーナスを支払われるそうです。
ただ、仕事の出来ない人は、1香港ドル(15円)で、出来る人には100万円近く出されるそうです。
結果を作れない人には厳しい側面があります。


11)
私は口癖のように「優しいだけでは結果を作ることはできないし、厳しいだけでも無理だ」と述べています。
人財育成も優しさと厳しさが必要なのです。その「寛厳」が自立した人間を創るのです。
甘いことを言って、部下に阿(おもね)る人が多くなっていますが、阿る人が人間を駄目にするのです。


12)
「仁義礼智信勇」の6つの「徳」も、野放しにしていると「弊害」になるのです。
論語では、孔子さまも「六言六弊」といって、人間に害を及ぼすと断言されています。


13)
今回の田舞塾は初日の会場が取れず、初日は東京センターに田舞塾のメンバーが130人が集まりました。
ちょうど、その上ではブレイン・バートレット講師のエクセレントリーダーシップセミナーを100名超で開催していました。
両方の会場の方々に窮屈な思いをさせて誠に申し訳なく思います。


14)
前日にブレイン講師と「慈悲深き資本主義」のあり方について、食事をしながら話しあいました。
私が「慈悲」の意味を話して、ビジネスの目的は「抜苦与楽」ですと説明すると、
ブレインさんは「人の苦痛を喜んで引き受ける事が出来る人」が真のリーダーだという結論でした。
社長だけがワイワイと楽しみ、現場は苦痛というのでは「尊敬できる会社」にはならないのです。
ブレイン講師は、日創研のコーチングセミナーの生みの親ですが、テクニックを非常に嫌がられます。


15)
袁さんは、熊本国際観光大使を含め、22の県や市の観光大使をしておられます。
多額の寄付が出来るのも、会社が利益をきっちりと上げ、余裕のある経営をしているからです。
袁さんの経営は、人間の生き方やビジネスに「義(正しい)」を求めます。その「義」が利の元なのです。
今回の「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日を」お読みください。


16)
特にビジネスパートナーを大事にされ、資金繰りに苦労しないように多額の「前払い金」を出されます。
絶対に裏切ることをされませんが、逆に、パートナーが3回ミスをしたら、その場で取引停止です。
明確な理念・哲学(判断基準)のない社長幹部の方々に、真に仕事の「寛・厳」をお伝えしたいです。


17)
橋本明元さんは、志の高い「袁さん」にどのようにして認められたのか?聞く機会はありませんでしたが、
恐らく、自分から何度も香港に行かれて、「三顧の礼」を尽くされたのだと思います。
その真摯な姿に心を動かされて、袁さんは道頓堀ホテルさんをビジネスパートナーに選ばれたのです。


18)
礼を尽くして、敬を尽くして、時間をかけた分、長いビジネスパートナーになることが出来るのです。
月刊『理念と経営』でも、偉大な方は一度や二度では取材に応じて下さいません。
偉大な方は、編集部の「三顧の礼」を見ているのです。お手紙を書き、秘書の方と出会い、
理念を訴え、目的をお伝えし、その努力を御認め頂いてから、スケジュールを決め、ようやく取材になるのです。


19)
袁さんとの3時間以上の質疑応答で、伊與田覚先生の教えを思い浮かべていました。
なぜ30年ほどで300億円企業となり、立派な会社になったのか。
やはり、袁さんの人間性と才能とご努力だと思います。そして、「可能思考能力」の高さです。


20)
私は、未来について質問しましたが、袁さんは将来の旅行業に起こりうるリスクを明確に話されました。
安易に成功の上にあぐらをかくのではなく、時代環境を見つめていますが、非常に前向きな発想です。
何度も苦労を経験され、それを前向きに乗り越えられた体験を活かしておられます。


21)
今日は、ケース・メソッド授業でしたが、北王流通の古瀬さんに無理をお聞き頂き、
急遽、代理での教育ケースの作成でした。この場を借りて心よりお礼と感謝を述べます。
皆様方の発言も前向きで、私もにわか仕込みの「マーケティング」を、時代背景を加えながら、
1.差別化
2.ポジショニング
3.ブランド を組み合わせて図で説明しました。


22)
古瀬さんは、ファシリテーターをしながら、コア・コンピタンス経営を何度も学んでいます。
大学院にも通われました。一途に道を求める生き方に心から敬意を表します。

また、北王流通さんは、TTコース修了の方々も多く、
「理念と経営・社内勉強会」も総勢300名以上を60グループに編成し、
全幹部が、必ず深夜何時でも勉強会に参加しています。
24時間365日営業体制ですから、至難の業ですが、何事も意図と方法です。


23)
なぜ、幹部が参加するのか?
1.参加者の設問表や
2.発言から
3.「経営センスのある幹部予備軍」を探しているのです。
その上でOJTとして「9か月の教育カリキュラム」も作成されています。
実に見事な仕組みを作られています。やはり、会社は社長の念い通りになるのです。幹部が育っています。

袁さん、橋本明元さん、古瀬さん、田舞塾の皆様、二日間大変お世話になりました。
袁さんの素晴らしさから学び、寛容と厳しさを身に着け、さらに私も努力していきます。

至福の学びの二日間でした。                

9月から始まる第18期の田舞塾で、さらに幅広い経営実学を身につけましょう。

田舞徳太郎
 

 

 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「商売とはありがたいものや。お客様が応援してくれるで。商売ほど尊い仕事はない。
 世の中で一番大事な仕事や。だから正直に商売せなあかん」

「マーケットは、奪い合いするものではなく、新しく創り出すものや、
 奪い合うから、自分の会社もおかしくしてしまう」

「新しいマーケットを創るところに、経営者としての本当の喜びがある」と、
 幸之助はいつも前向きに笑顔を絶やしませんでした。

              木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
先般F社長からお電話を頂きました。私がお勧めした「吉川英治記念館の館長」にお会いされた件です。
F社長からは来年に向けて、様々なご依頼を頂きます。今度は、「館長との対談」のご依頼でした。


2)
宮本武蔵は、最後は熊本で「五輪書」を書きましたが、
これは日創研の代表発起人の小島直記先生に創業当時の「小島塾」でしっかり教わりました。勉強していて良かったと思います。
F社長と館長さんとの打ち合わせの結果「これを基に経営者向けの対談にして欲しい!」というご依頼がありました。


3)
F社長には恩義があります。
アパレルメーカーのワールドの創業者のご自宅までご案内頂き、ゆっくりと「ご苦労話」をお聞きしました。
F社長のお父様が、ワールド創業当時の資金繰りを支援されていたのです。


4)
「分かりました、対談をお受けします」とお返事し、すぐに月刊『理念と経営』の背戸編集局長に連絡を取りました。
背戸編集局長は、何度も吉川英治先生を訪問しインタビューをされていて、その記録を遺しておられたのです。


5)
やはり、何事も備えがなければいけませんね。厳しい小島直記先生のご教授が今生きてきます。
稲葉社長にもお電話しました。観光ドライバーの方が、「どのように宮本武蔵を紹介されいるのか?」
1300人も集まるのですから、東京から帰阪したら「箕面文庫」で「五輪の書」探しです。


6)
ところで、先日から堀江貴文さんの「99%の会社はいらない」という本を読んでいます。
彼は、時間の活用が上手で「忙しいと思った事がない」と書かれていました。
中小零細企業の方々に日創研が言っている部分と重なるところがあります。


7)
つまり、企業経営以外のところに熱中し時間を費やし、肝心なことを忘れて「時間を無駄にしています」
今度の新しい教育カリキュラムでは、社長・幹部の「時間の構造化」を講義・実習で学んで頂きますが、
忙しい、忙しいという経営者ほど、真の勉強をせずに、企業経営以外の時間に身を費やしているのです。


8)
堀江貴文さんの良いところは、「好かれよう、好かれよう」としないことです。「人に嫌われてもいい」という決意があります。
最近は、「部下に嫌われまい」と、部下を??れない社長・幹部が多くなりました。
人は、叱られながらでも頑張るタイプと、褒めて育てるタイプがあるので、画一化では人は育ちません。


9)
今の若者たちもそうです。起業家養成スクール生などには、結構厳しく??りますが、彼らはついてきてくれます。
もちろん、褒めることや承認も欠かせません。最も大事なのは「テクニック」ではなく、基本は愛情です。
未来を見据えて、次世代を担う決意を持ってもらい、志を高く掲げてもらわなければなりません。


10)
以前、日創研札幌経営研究会で講演をした時、多くの学生さんが集まりました。堀江さんを尊敬する学生でした。
講演後、学生と対話集会を開きました。テーマは「ホリエモンがなぜ駄目なのか?」でした。楽しかったですね。

質問に対して私が答え、逆に「なぜ、君は尊敬するのですか?」と私が質問しました。笑顔でのディスカッションでした。
あっという間の時間でしたが、多くの学生が私のところに来て「再度、尊敬するかしないか考えます」という返事でした。

当時、まだライブドア社長時代の堀江貴文ファンの社長・幹部を私は怒鳴りつけていましたが、
その日は対話集会でしたら、学生の意見には傾聴しました。
そして、学生には、きちんと理解するだけの「知識・エビデンス」がなければならないのです。今も懐かしいです。
結果的に堀江貴文さんは逮捕され刑務所に入りましたが、当時は堀江さんを敬う経営者がたくさんいました。


11)
私はまず「親が真剣に子供を教育していない」ことが原因だと思います。
親に倫理感や道徳観や価値観が確立されていないのです。
私は自分の子供に「お金」「時間」「立派な人間とは」など、妥協をせずに教育しましたし、
お小遣いも「自分で努力して稼ぐこと」を小さな時から命じました。


12)
元プロ野球監督の野村克也さんは「選手を気長に育てること」で優勝する監督です。
低迷していた阪神タイガースを野村さんが人を育て、次の星野仙一さんが刈り取ったのです。
楽天もおなじです。指導は厳しいですが、明確な「価値観教育」をし、テクニックは最後です。

その野村さんが「俺の苦言を聞け!」という本を出しています。納得するところが多くあります。
入団から3年間は、基本をきちんと教育すべきですし、我われも学生に媚びをうってはいけないのです。


13)
伊與田覚先生は、
1.本当の学問、
2.後の学問を、社長塾で徹底して教えて下さいました。

渋沢栄一翁は「論語講義(二松学舎)」でも、あくまでも「義(論語)」が先で、算盤は後だと述べています。
今の学生が悪いのではなく、テクニックばかり教える学校教育と、きちんとした価値観のない会社の問題です。


14)
前回は起業家養成スクール17期生の小倉新社長のメールを配信しました。
スクール長の菅さんが生きておられた時の起業家養成スクールですから、
菅さんは哲学・信念・若者を敬う気持・起業家チューターの心得をきちんとお持ちでした。


15)
菅さんは、「田舞さん、金儲けのうまい人間ではなく、立派な経営者として育てたい!」と、
生前は口癖のように言っておられました。本当にご自分の仕事をおいて、青年育成にお力を頂きました。


16)
現在、藤内さん、高橋さん、小林さんが社長塾に参加され、教える前に自分を修めるという、
そんな崇高な志で伊與田覚先生から学んでおられます。菅さんの志でもあると思います。
高橋さんは、青年会議所からのお付き合いですから、30数年のご支援を頂いています。


17)
私は自宅にいる時には「菅さんのお写真」を前にして、
起業家養成スクールOBと現役生の会社の成功を祈っています。


18)
さて、孔子さまの言葉です。
(以前の起業家養成スクールでは論語も行い・曲阜にも行きました。現在数人が社長塾に来ています)

「後世畏(こうせいおそ)るべし、焉(いずく)んぞ来者の今に如かざるを知らんや。
 四十五十にして聞こゆることなくんば、それ亦(また)畏るるに足らざるのみ(子罕第九)」と述べています。


19)
伊與田覚先生は、聞くを「問学求道(もんがくぐどう)という」と述べておられます。
つまり、我々人間は有名になることでもお金持ちになることでもなく、先ず「道を求める」事が重要なのです。

「青年は畏れねばならない。将来彼らが今のわれわれに及ばないと誰が言い得ようか、
 ところが、四十五十になっても謙虚に学ぶことのないような者はもう畏れるに足らないよ。」

四十五十になってもろくに明確な経営哲学(真の目的・意義)のない人は、大した社長ではないと述べています。
だから、本当の人財が育たないのです。人を育てる前に自分を磨くことです(日創研はそういう場でありたい)


20)
孔子は青年たちを非常に大事にしました。乱れた世の中を彼らが治めてくれると、
心から信じて73歳の生涯を終えられたのです。まさに私心が全くなく、公を大事にしたのです。
伊與田覚先生も、満100歳ですが非常に公を大事にされる生き方をされてきた方です。


21)
それに比較し、私などは私心が多くあります。
少しましなのは青年会議所時代に、「公に捧げる」という哲学を先輩に叩きこまれました。
それらは理屈ではなく、体験で身に着けさせられました。今、それが効いています。


22)
私は人生の師に恵まれました。田里亦無先生も、小島直記先生も、坂村真民先生も、伊與田覚先生も、
行徳先生も、芳村思風先生も、テクニックではなく、基本中の基本をお教え下さっていました。
至らぬ私ですが、起業家養成スクール生に恥じることがないように、自らを戒めています。


23)
経営を学ぶことを真剣にせず、安易に設備投資した会社の社長が、業績悪化で悩んでいます。
私は体験上、色々なアドバイスをしますが、残念ながら「苦しんでも分からない人」もいます。

とにかく、中小零細企業の社長や幹部は、まず、いかに「企業経営」に絞って学ぶかを自問自答下さい。
起業家養成スクール生の、小倉新社長のビジネスモデルを構築した新しい感覚から学びましょう。

あなたはすでに学び終わっていませんか?
堀江貴文さんの「99%の会社はいらない」を読んでの感想でした。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「木野君、神通力という言葉を知ってるやろ。
 そういう言葉があると言うことは、これまでに神通力を身につけた人がおったということや。
 我々も、一業に徹しきれば、神通力がつくはずや。
 そうなれば、居ながらにして他社の動向でも、何でも自ずとわかるようになる。
 そうならな、アカンで」

 正しくやって儲からない商売はありません、

 儲からないのは何かが間違っているのです。」

              木野親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
過日は嬉しいニュースがあり、とても喜び深い一日でした。
私の息子(起業家養成スクール17期生)の小倉君から新社長就任の電話が入りました。


2)
彼はどちらかというと大人しいタイプで、17期生の中でも静かな存在でした。
お父様は勉強熱心でご立派な方です、印刷業を営まれていて当時の業績は下降していました。


3)
私も人間関係が苦手そうな小倉君のことが心配でした。印刷業界全体が縮小傾向にあった上に、
印刷業界のイノベーターが現われ、安い価格でも利益が出る新ビジネスモデルで業界進出してきたのです。
プリントパックであり、ラクスルなどの印刷通販企業です。テレビでどんどん宣伝し、顧客を奪っているのです。


4)
現在、2017年度の日創研経営研究会の本部会長方針案を書き進めていますが、
このような現象はどの業界にも通じるもので、今後経営やマネジメントを学ばない会社は破たんしていきます。
社長も幹部も本当に危機感がなく、この国は大丈夫かと心配です。


5)
さて、本題に戻しますが、小倉君からの電話は、社長就任に対するお祝いの記念品のお礼でした。
最近、起業家養成スクールの卒業生が社長就任する事例が多くなりましたが、すごく嬉しいです。


6)
私は大阪センターへすぐに電話して「小倉君の担当者は誰ですか?」と尋ねました。
佐保君が「はい、私が担当をしています」と答えましたので「業績はどうや?」と聞き直しました。


7)
佐保君は「はい、新社長がビジネスモデルを新しく作り、ネットを使った形で業績好調です!」と伝えてくれました。
さらに色々と聞きましたが、小倉君は起業家養成スクール卒業後も学び続けているそうです。


8)
実践ビジネススクールに参加したり、業績アップ6か月研修を再度受けたり、自社を案じてのことですね。
佐保君が「田舞さん、小倉さんは今年の業績アップ上級コース(コア・コンピタンス経営の実現)に参加されます」
すごく嬉しいニュースに今日はワクワクしています。


9)
正直、ベアハグの稲川社長、ウインローダーの高嶋社長、ビジネスマザーカンパニーの中井社長、玉越の高木社長、
また、能勢鋼材の能勢社長のように大化けした息子もたくさんいます。
たくさんの息子たちが、継続して自社の5年後・10年後を見込んで日創研で学ぶ人は大勢いますが、
ある団体の活動で仕事が疎かになり、会社が駄目になった息子もいます。誰に会うか。何を学ぶかが決定します。


10)
その点、娘たちは堅実です。お嫁に行きお母さんになっていますが、やはり将来は社長をやります。
武蔵境自動車教習所の高橋明希社長は、スタンフォード大学で二年間の猛勉強中ですし、
そうした意欲の高い方々は、大阪の親父として、当然応援しています。


11)
また、鹿児島の栫(かこい)さん親子は理想形ですね。ビジネスモデルを変え、新事業にチャレンジしながら、
ご子息は毎年「田舞塾」でケース・メソッド授業で堅実に学び続けています。


12)
起業家養成スクールを卒業した息子たちの中でうまくいかないのは、「父親」の不理解です。
せっかく、学習意欲が高くなり、もっと立派な後継者になろうとすると、ブレーキをかけられてしまうのです。
社員さんに気を使われてのことですが、
「お前は一年留守したのだから、現場に入れ!」と、再び現場に専念させてしまうのです。なぜ両立させないのでしょう。


13)
能勢社長は兄弟とも私の誇る息子たちです。「入校してから卒業間近」にお父様を亡くしましたから、
稲川君も含め、私の心の中では、本当の父親の気持ちで接しています。逆に私が息子たちに救われています。


14)
熊本の山口社長は血気盛んですが、やるべきことはきちんとしてビジネスモデルを構築しています。
金沢の梶谷社長も、今必死で新工場の稼働率アップに努力しています(二人とも真に親孝行です)。


15)
小倉君が、起業家養成スクールでは大人しかったのに、
きちんと業績を上げた結果、社長の地位を獲得しました。
お父様は今でも勉強されていますが、心配だった小倉新社長の活躍に拍手を送りたいです。


16)
起業家養成スクールではありませんが、「哲兵」も私の息子です。
お父様の理解が深く、現在田舞塾の総リーダーをして下さっていますが、昔はよく言い争いをしました。
でも本音で言って下さる人がいるからこそ、日創研は存在しているのです。今でも本音でアドバイス下さいます。
ビジョン経営沖縄セミナーは15年、田舞塾は18年目のご参加です。

こういう方々のお蔭で日本創造教育研究所は30年を迎えることが出来るのです。


17)
最近は田舞塾に参加する息子たちが多くなりました。立派な経営者の方々に堂々と反対意見を述べています。
ファシリテーターも多くおられ、起業家養成スクールも多くなり、TTコース卒の方々も真剣に学ばれています。
日創研の取締役には、「世界経済の悪化がもろに日本経済に大打撃を起こす。犠牲者は中小企業だ」と述べています。


18)
中小企業は経営資源が豊富ではありません。あるのは社長や幹部の「経営理念や考え方」なのです。
実践マーケティング塾は、ビジネスモデルの新しい発想を学ぶところです。

古永講師が述べているように、
1.昔は製品や「商品中心のマーケティング」でよかったのです。
2.しかし、今は大きく変化して、「消費者志向のマーケティング」へと移行しています。


19)
マーケティングの生みの親「フィリップ・コトラー先生」は、
将来は3.「価値主導」のマーケティングの時代になると、我々が学んだ時に未来予測をしていました。
古永君の「オンリーワン経営」がその通りであり、
松原君が述べている「業績アップ上級コース(コア・コンピタンス経営の実現)」の主張通りであり、

こうした激変の時代に、学んでいない人は、第一段階の「商品中心のマーケティング」にも達していないのです。
小倉新社長は人前で話をするのは苦手ですが結果を作っています。


20)
小倉新社長はまだまだ若いです。しかし、未来を担うのは彼ら青年たちです。もっと彼らを信じて学ばして下さい。
彼らは努力しています。「身を立て道を行ない、名を後世に揚げ、以て父母を顕わすは、孝の終わりなり。」の実践者です。
小倉さん親子、栫さん親子を見習って、青年社長たちに未来を託しましょう。


21)
「父親と一緒に働けることがどれだけ貴重で有難いことか、2人のお話を聞いて、改めて思いました。
 今はその父が派遣してくれた「起業家養成スクール」や「TT研修」を全力で頑張ります。
 本日から「業績アップ研修」が始まりました。
                             第23期起業家養成スクール生田中君のメール」

22)
「経営理念に目覚め、経営理念に祈って祈って祈り抜いた時、その道が姿を現してくるのだと信じています。
 道は無限にあるということを発見した幸之助の考えこそ、自信を失った今の指導者に伝えたいものです。」

木野親之先生のお言葉です。ただ、多くの理念が「理念の価値体系化」をされていません。安易です。

真の親の責任は、創業の精神や理念の価値体系化を学び、もっと深める責任です。
田舞塾で多くのケース・メソッド授業を行なっていますが、もっと深める余地がまだあります。
理念が仕事と直結していないために、現場にまでなかなか浸透しないのです。

景気の不安定感は続きますが、志の高い青年たちに未来を託しましょう。大阪の親父のお願いです。

田舞徳太郎
 


 

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓
「木野君、人間には自分でも気づかない道が無限にあるんだよ。
 それを制限しているのも自分自身なんだ」と、繰り返し教えられたものです。

 松下経営理念に目覚め、経営理念に祈って祈って祈り抜いた時、
 その道が姿を現してくるのだと信じています。

 道は無限にあるということを発見した幸之助の考えこそ、
 自信を失った今の指導者に伝えたいものです。

               木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


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なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
一昨日は伊與田覚先生のご自宅に参りました。仮名中庸の「書」をお書き下さり、格別のご指導に心から感謝します。
私が若い頃に好きだった論語の言葉もお話しさせて頂き、伊與田覚先生は頷きながらお聞き下さいました。


2)
論語の「里仁第四」に、
「子曰(のたま)わく、位無きを患(うれ)えず、立つ所以(ゆえん)を患う。
 己(おのれ)を知る莫(な)きを患えず、知らるべきを為すを求むるなり」の章です。

伊與田覚先生は、
「地位のないのを気にするよりも、なぜ地位が得られないかを考えるがよい。
 自分を認めてくれないことを気にするよりも、どうすれば認められるかを考えて努力することだ」
と述べておられます。


3)
私は日本青年会議所という全国から選び抜かれた人たちが集まるところで、本当に身を小さくしながら学びました。
立派な大学を出て、大きな会社を経営している優秀な人たちが多かっただけに、
私は居心地が悪く、懇親会にも出ずにホテルで考え込みました。
うまくいかない現実と必死に闘いもがいていた時だっただけに、今でも思い出して涙することがあります。


4)
鮨屋という職業についても真剣に考えた時です。
正直劣等感がありました。悩みました。逃げずに学んだことが今を作っているのです。
音羽の経営理念はその時に作り、少しでも業界の人たちが誇れるようなものにしていこうと、
真剣に考えて、その苦悩が調理師学校の構想を練る良いチャンスにもなったのです。


5)
伊與田覚先生は二時間も私のために話をして下さいました。今回は「恥(はじ)」という内容でした。

「田舞さんね、恥は反省する人にしか生まれないものですよ。
 行き過ぎた、礼を失したと、人には言えないが内なる深い心からこみあげてくるものです!
 恥が人間をつくり、敬う気持ちの基になるのです」


6)
「西洋は罪というが、日本は「恥」といいます。日本人は「恥」を知って自分を直してきた民族です。」
このお言葉にすぐ反省が込み上げてきました。
過日の全日本マネジメント・コーチング協会の全国大会では、
湯ノ口君や檜山君を差し置いて、一人で話したことを恥ずかしく思いました。実に軽率でした。


7)
ついつい「創業の精神」というテーマに興奮しておりましたが、二人の話すチャンスをもっと多く作るべきでした。
帰りには早速、湯ノ口君に電話をして、「ごめんね、あなたたちの話をもっと引き出すべきだった」と素直に詫びました。
伊與田覚先生はベッドの上で話されていましたが、マンツーマンのお教えでした。人間の器の大きさが素直さをつくるのですね。


8)
人物論もお話下さいました。岸 信介元総理からはじまり、色々な人の多くの影響を与えた安岡正篤先生のお話です。
田中角栄さんも安岡正篤先生のお葬式に参列されたそうですが、最前列で最後まで深々と頭を下げておられたようです。
多くの一流の政治家(歴代総理)や財界人が床の間もない、安岡正篤先生の小さなお家を訪問されて学ばれたそうです。


9)
「田舞さんね、あなたが今の青年たちを育てるのですよ。道徳・人の道・仁義礼智信は、どんな時代も必要だ。
 しかしね、教育者が一番勉強していない。教えることを主として、自分が学ぶことをしない。」
本当に耳の痛いお教えですが、やはり我々は講演家になるのではなく、学ぶことを主にすべきと恥じ入りました。


10)
人間の幅というお話は、社長塾の皆様に聞いていただきたいお言葉でした。
そして、人間の大きさについてもお話を頂きました。「一文不知」のお言葉には涙が出ました。
たとえ文字を知らなくとも、人の徳を鍛え、仁義礼智信を意識して生きた立派な方々の事例もお聞きしました。


11)
「文字を知っている者が最近は道を外れた生き方をして晩節を汚しているが、田舞さんね、
 書物から学ぶのではない。努力して実践するから徳が修まるのですよ」と、私に諭すような口調でした。


12)
私はどちらかというと、たくさんの本を読んで理屈・理論を学びましたが、人物の小ささがよく理解できました。
もちろん、先生は本を読むことを否定されていません。実践をして身を修めるから、家が斉(ととの)うのだと言われたのです。

手練手管では、
1.修身も
2.斉家もないし
3.意も誠にならないし
4.心を正しく出来ないという「大學」の教えです。


13)
まだまだ71歳にもなって私心が抜けない私に、本当に一言一言噛んで含めるようにご教授下さる、
そんな「正師」にお出会いできて、さらに身を慎んで学んでいかなければと、決意を新たにしました。
「君が時間が空いたらいつでも来なさい!」と、わざわざ酸素吸入器を外され、お見送りをして下さいました。
誰に出会うかは、その人間を決め、人生を決め、人の幸福や禍までに範囲をきめていきます。心から感謝です。


14)
さて、東京の「社長幹部塾」も多くの方々がご参加下さいます。玉寿司の中野里社長は、今、絶好調です。
最初に日創研で受けた研修が「社長幹部塾」で、当時は最悪な状況でした。
三人で受けられ、お座りになられた席も覚えています。
お父様に40年前にご恩があり、今でも玉寿司さんのご恩は忘れていません。業績好調となって本当に嬉しいです。
23TTコースでは社長となり、全体の経営方針発表をして下さいましたが、本当に苦難を乗り越え努力されたと思います。


15)
マルジューの伊東社長も、パン屋さんや居酒屋などを20店舗以上経営されていますが、
皆様の想像以上の利益を上げておられます。
現在、伊與田覚先生の社長塾に京都まで通っておられますが、8月から幹部6人を連れて「社長幹部塾」に参加されます。
皆様、可能思考教育を受けておられますから楽しみです。


16)
やはり、経営能力を持った幹部を育成し、会社に対するロイヤリティの高い組織にしなければ、
今後の厳しい経営環境の中では戦えません。社長の役割りと幹部の責任・任務など、幅広く講義します。
特に、月刊『理念と経営』の社内勉強会を玉寿司さん、マルジューさん共にされていますが、幹部育成が肝心です。

17)
また、28TTコース卒の作村さんも、経営理念塾やマネジメント養成6か月コースに引き続き、5名の幹部とご一緒にご参加です。
作村さんの会社の経営理念体系は素晴らしく、「創業の精神」が現場まで行き届いています。
現在、6億の利益を上げておられる会社様ですが、280名全員が「理念と経営・社内勉強会」にも参加です。


18)
私はこの30年間、安易なお金儲けをご受講生に勧めたことは一度もありません。
作村さんの会社は「人の役に立つ」が精神です。論語でいう、義の中に利は含まれるのです。
その思想や哲学を実践している社長・幹部が多い会社だから、不況業種でも利益を上げ続けているのです。


19)
結局、社長が何を学び続けているか?幹部が何を学びどう実践しているか?
社員さんがどのような教育をされているか?このことが、実は5年後、10年後に響いてくるのです。
今が問題ではなく、社長も幹部も、寝ても覚めても5年後、10年後を考えるべきです。


20)
東京開催で三回連続で「社長幹部塾」にご参加の室田社長は、
TTコースのファシリテーターを続けておられますが、ファシリテーターの条件は業績を上げていることです。
ファシリテーターになられる前、室田社長も幹部の問題や、理念の浸透で苦しんでおられました。
室田社長は常に幹部と一緒に学ぶことを決意され、
同じ空気の中で、同じ講師、同じ仲間と学ぶことが、価値観と成果を共有する最良で最短の方法だと気づかれました。


21)
千葉のピーターパンさんも「社長幹部塾」に毎回ご参加頂いてますが、
全日本マネジメントコーチング協会全国大会でご講演頂いた横手会長の話は最高でした。
業績も良く、社風も良く、幹部も社員さんも育っています。
毎回6名から7名で参加されていますが、今回も大橋社長が幹部と一緒にご参加です。


22)
また、設立40周年式典の記念講演にお呼びになられた先生が素晴らしかったです。
「ピーターパンの強みが、これから用心しないと陳腐化する!弱みになる!」という警告をされたのです。
会社は業績が良い時ほど、さらに社風を締め直さなければなりません。大橋社長は賢明です。


23)
幹部を育成していない会社は危機に弱いです。社長に依存している会社は致命傷になります。
だから、武蔵境自動車教習所さんは、高橋明希社長がアメリカで勉強していても幹部が守るのです。
「社長幹部塾」に参加される多くが社長塾で学んでおられますが、社長塾で「幹部教育の大切さ」を知るのです。


24)
我々日本創造教育研究所の教育カリキュラムの基本は、すべて「経営感覚をもった人財育成と企業経営」です。
長年ノウハウを積み上げて53もの研修がありますが、さらに社長・幹部の為の6か月のプログラムを開発しました。

30年間、脇目も振らずに「中小企業の活性化」の使命を支えに生きてきました。厳しい言い方をしてご無礼しました。
皆様方のお陰、幹部のお陰、社員さんのお陰です。一昨日の伊與田覚先生のお話は「巧言令色鮮し仁」でした。
「田舞さん、恥を知る人になりなさいよ!」このお言葉を胆に銘じ、ご恩を忘れずに、地に足つけて努力をしてまいります。

田舞徳太郎
 

■■■ 田舞徳太郎通信 2016年 28号 ■■■■■■■■■ 日本創造教育研究所 ■■■

   『巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば則ち大謀を乱る
   (社長は本業を忘れず会社を良くするのが最大の目的です)』

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2016年 7月13日 ■■■


親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓

「運命は人生の決定打ではない。自分の自由意思による。
 運命への挑戦が未来を創るのだ」と、幸之助はいつも前向きでした。

「自分の心に炎を燃やし、人生の脚本を書き直せばよいのだから」と。

 自分の中にある響き合う魂が魂を呼んで、新しい世界を創り出してくれるのです。

 運命は人生の決定打ではなく自分の自由意思によるのです。

                  木野親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


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1)
参議院選挙が終わりました。
当日は投票に行き、テレビでその結果を見ていました。
安全保障関連法の行方が非常に気になっていたからです。


2)
世界が物騒になり、伊與田覚先生は第三次世界大戦を心配されています。
南シナ海の領有権問題を中心とした中国の動向や、北朝鮮による核開発問題、
いわゆるイスラム国のテロなど、我々も真剣に政治と向き合わなればと思いました。


3)
日本生産性本部が実施した新入社員「働くこと意識」調査結果によると、
「人並み以上に働きたいか」の質問に対して「人並みで十分」が過去最高の58.3%と出ていました。
景気が良くなり、有効求人倍率が上がると比例して数値が上昇するようですが、
人並みの努力しかしない人が、人並み以上に生きられるわけがないのです。


4)
人間は、挑戦するべき理想がなければ成長しません。
人並みという意識だけだと、人並みにしか生きることは出来ないのです。
まさに「教育改革」を急がなければ、日本の国はいつか駄目になると危機感を抱きました。


5)
日本は江戸時代から「教育」に熱心でした。寺子屋などが全国にあり、子供に道徳と生き方と人の道を教えたのです。
明治が飛躍の時代を迎え、まさに「坂の上の雲」を目指したのは、江戸時代からの伝統的な教育を受けた人たちです。
自己犠牲をものともせずに、政治家も、経営者も、国を挙げて必死に努力したのです。
そもそも日本は「教育立国」なのです。


6)
日本が戦後から素早く立ち直れたのも「志をもった先人」が、必死に貧しさを克服するべく努力したのです。
明確な「価値観教育」を受け、私心を捨てて公の為に汗を流したのです。先人の苦労に我々は報いるべきです。


7)
日本人の教育の根底は「仕事観」にあると思います。月刊『理念と経営』で鈴木正三の連載がありますが、
鈴木正三の「四民徳用」の教えが、石田梅岩となり、それが二宮尊徳翁の「報徳思想」になります。
昨日も「報恩感謝」の重要性をお伝えしましたが、日本人は仕事を通して、「勤勉・努力」の根本精神を身に着けたのです。


8)
グローバルな時代となりましたが、報徳思想は、
マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」に通じるところがあります。
我々日本人には明確な「天職発想」があり、それが道徳心や倫理観を創り上げたのです。


9)
私は安倍総理を尊敬していますが、教育改革にもっと真剣に取り組んで頂き、
仕事観の確立をして頂きたいと思っています。
日本は資源のない国であり、徹底した「職業道徳」を通した人間教育をして頂きたく思いました。


10)
仮名論語の「衛靈公第十五」に、
「子曰わく、巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば則ち大謀を乱る」の一章があります。
伊與田覚先生は「口の上手な者は徳をそこない、小さいことを忍ばなければ、大きな計画をやりそこなうことになる」と述べています。


11)
特に日本創造教育研究所の代表発起人である伝記作家「小島直記先生」には、
ステッキを振り上げられながら、安易な巧言には厳しくお教え頂きました。
伊與田覚先生にもいつも諭されていますが、「巧言は徳を乱る」とは、私の戒めの言葉であり、日創研の講師の「戒め」です。


12)
29TTのファシリテーターリーダーの櫻井さんに、
TTコース(企業内教育インストラクター養成コース)の真の目的を再度ご確認頂き、
ファシリテーターの資格についても議論して頂く旨をお願いしました。
これは、業績アップ6か月研修アドバイザー、マネジメント養成6か月コースディレクター、
企業内マネジメントコーチング6か月プログラムのサポーターにも同様に責任者に相談していきます。


13)
つまり、経営者の本分は、まず「働く社員さんを幸せにする」ことであり、「お客様の苦悩」を取り除くことです。
TTコースではTAプレゼンテーションがありますが、合格した人には「首座はあくまで企業経営にあるのです」と、
日創研の「中小企業の活性化」の目的を明確にして、有頂天になることを戒めています。


14)
日創研の使命は「中小企業の活性化」であり、「会員企業様100%黒字」がビジョンです。
社長は、幹部や社員さんの正しい「職業観と人間観と人生観」を磨くためにも、
まず自分自身の人徳を身に着け、企業経営を学ばなければなりません。


15)
特に「自らの使命」を忘れた社長を多くお見受けします。
社長と幹部に乖離が起こり、幹部と社員の乖離が起きています。
つまり「社長力・管理力・現場力の三位一体」になっていないのです。


16)
「小、忍ばざれば則ち大謀を乱る」も、耳に痛い言葉ですね。
社長も幹部も社員さんも真剣にこの言葉を胆に銘じ、日々の小さな努力を重ねるべきでしょうね。
TTコースもプレゼンテーションがありますが、すべてが「企業経営」に的を絞ったテーマであり、気づきです。


17)
現在、皆様方にお世話になったご恩返しに「The目標設定」の謝恩セミナーを行なっていますが、
社長が目標を間違えると会社は危機を迎えます。
今日の情報が一つの事例ですが、社長は幹部育成と同時に、「経営目標」を明確にすべきです。


18)
お陰様で、「The目標設定」は6月だけで約1000名の方々にご受講を頂きました。
今後も「Only社長就活」などをさらに充実させ、30年のご恩返しをしてまいります。
日創研の強みは、経営を真剣に考え、業績の良い会社様が多いことです。


19)
そして、我々の至らないところをどんどん指摘して下さる仲間が多いということです。

「巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば則ち大謀を乱る」
社長は本業を忘れず、会社を良くするのが最大の目的ということを忘れないでください。

日創研経営研究会本部の島事務局長とも話し合いましたが、次年度の件も相談しました。
業績の悪い会社の方々は、先ず自社の再生が第一でなければなりません。
人前に立つには、本業の業績が良いことが大前提です。


田舞徳太郎
 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
「会社を引っ張っていくのは、社長ではありません。
 社長の思想であり魂なのです。
 ほとばしる強き一念によってのみ、人は動くものです。
 幸之助は、年頭の経営方針を一番重要視していました。
 そして、経営理念をいつも力強く語っていました。」

                  木野親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
先般は日創研のパートナー講師の方々や幹部に、日創研の教育理念の根底をメールでお伝えしました。
お世話になっている石橋講師から心温まるメールを頂き、坂東君からは留守電にコメントをもらいました。


2)
日創研の現在の成功は、多くのご受講生の皆様とパートナー講師の方々と、幹部・社員さんのお陰です。
坂東君は日創研で一番最初に出会った幹部です。私が仲人をした友人の紹介であり、当時、松下政経塾で学んでいました。
私の構想を彼に色々と話し、お互いに共感しあって日創研に入る決意をしてくれました。


3)
松下幸之助さんは、ご縁を一番大事にする経営者でした。
小学校しか出ておられないのに、劣等感もなく、気負いもなく、売名行為もなく、
「仁義礼智信」を重んじ、人間性を最大限大切にする経営者でした。
とにかく、人に対する情理を心得た、人間としての品格が高いのですね。


4)
青年会議所時代に、当時の我々の会報に「経営問答」としてご登場頂いたのが、私が31歳の時でした。
文章はすべて残していますが、悩み多き時だっただけに、ずいぶんと松下幸之助さんの言葉に救われました。
サインをもらおう!と色々な関連の本を読みながら、講演を聞き、その度に主催者にサインのお願いをしたものです。


5)
最も印象に残るのは「報恩感謝」と「素直な心」です。自分で言うのもおかしいですが、
私は今でも自分が勤務したお店の方々は大事にしています。最初のお店は本当にきつかったです。
ご主人ご夫妻とご子息は既にお亡くなりですが、石川県羽咋市にお墓参りに行きました。


6)
私が鮨屋になろうと決意させてくれた博多 音羽鮨の原口さんは、49年経った今でもお付き合いをしています。
ご病気で気持ちも弱られましたが、私は定期的にお電話をして激励をしています。
20才で精神面で夢も希望も失った時、一番支えて下さった方です。そのご恩を忘れたことはありません。


7)
そして、いつも研修でも申していますが、この博多 音羽鮨の「山本精一社長」に諭されて鮨屋になる決意をしたのです。
今でも「励まされたお言葉」と、ご恩を忘れません。厳しい社長でしたが大恩人です。
独立した後、人で困った時に「職人さんの応援」のお願いでお電話しました。


8)
福岡から大阪へすぐに応援をよこして下さったのが、音羽山荘で現在も頑張っている「佐々木君」です。
原口さんのお口添えもあったと思いますが、本当に困った時には多くの方々が助けて下さいました。
私は後藤清香先生の「本気」という詩が大好きです。日創研の創業の時に念じていました。
「本気でしていると誰かが助けてくれる!」これは私の心からの実感です。


9)
独立する時も「ごんた鮨」の藤原社長様に応援を頂き、資金の応援だけではなく保証人までして下さいました。
我われ音羽鮨は、どんなに良い立地が出ても、「ごんた鮨」様の「広い領域にお店を出す」ということは絶対にしていません。
恩義のある方に弓を引くようなことは、伊與田覚先生のいわれるように「天」が許さないのです。


10)
中小企業の活性化のために、月刊『理念と経営』を出していますが、
我々はお付き合いしている出版社の社長に、川本さんと一緒に事前にお許しを乞いに行きました。
「やめて欲しい!」と言われたら、お付き合いがあるわけですから、すぐに止めるという決意でした。
他人様の気分を害してまで、自分の意向を通すのは、仁義・人の道に外れるからです。


11)
坂東君には、パートナー講師へのメールで「君のお陰で僕の人生は豊かになった」と短い文章を添えました。
今でも、自分の都合ではなく、我々日本創造教育研究所を支えてくれています。
過日、彼から携帯電話に留守電が入っていました。創業当時と、私を労う言葉でした。
(今でも、毎日それを聞きながら、本当に私の理不尽さについてきてくれた事に感謝しています)


12)
先週末は全日本マネジメントコーチング協会の全国大会で、全国各地からたくさんの人が参加されました。
事例発表企業として「ピーターパンの横手会長と大橋社長」に講演を頂きました。
横手会長は8TTコース修了ですから、21年前のお話や、大阪の業績アップ6か月研修や、
そのアドバイザーの経験談もお聞きして、サウナで話し合ったことを思い出しました。
幹部の黒澤さん(29TT)もご参加でしたが、本当に素晴らしいご成功を心からお祝い申し上げます。


13)
次のパネルディスカッションでは、
創業メンバーであるマネジメント養成6か月コース担当の檜山講師と、
企業内マネジメントコーチング6か月プログラム担当の湯ノ口講師の三人で行ないました。
松原社長も創業メンバーですが、彼には職能教育を将来担当してもらうべく「音羽での修行」をお願いしました。
今は立派に社長業と職能教育の講師で頑張ってもらっています。


14)
様々な人たちが創業メンバーで集まってくれましたが、
ついてきてくれたのは川本さんのたくさんの配慮のお陰だと思います。
私は脇目も振らずに突進するタイプでしたから、今思うと理不尽だったと思います。
坂東君も、湯ノ口君も、檜山君も、松原君も、杵渕君も、澤田さんも、
川本さんが陰で彼らを励まし理念を伝えて尽力してくださっていたのです。


15)
多くの中小企業経営者が幹部育成には苦労されていますが、
やはり、立派な幹部を育成するには、社長の厳しさをフォローする川本さんのような人がいるのですね。
私は10年ほど前から「社長幹部塾」を行なっていますが、体験で「幹部の成長と定着のメカニズム」を講義しています。


16)
今日の教訓で「会社を引っ張っていくのは、社長ではありません。社長の思想であり魂なのです。
ほとばしる強き一念によってのみ、人は動くものです。」と松下幸之助さんは述べていますが、
日創研の場合は「川本さん」なくして、誰も私にはついてこなかったと思います。他の会社も同じです。
だから、そのための「社長幹部塾」なのです。私は努力しましたが、幹部がいなければどんな会社も短命です。


17)
社長が脇目を振らずに自分の志に邁進できるのは、縁の下で、真に支え、幹部を育てる人がいるのです。
現在、松原君が一番厳しい音羽の修行を乗り越えて社長をしていますが、日創研の成長は私が「5%」で、
幹部や社員さんの苦労が「45%」で、今でも支えて下さっているご受講生やパートナー講師の皆様が50%です。


18)
当日は日本創造教育研究所の根底にある教育理念と使命を、本音でお伝えしました。
私が35歳の時の調理師学校開設のことにも触れました。開校のパンフレットがありますが、
私は第一に「人間教育」を掲げ、第二に「経営感覚をもった人財育成」をあげ、
最後に、調理の技術を、その開校案内と生徒募集にあげています。日創研の構想はありませんでしたが、今でも当時と全く変わりません。


19)
人生は一度しかありません。「あの人は恩ある人を裏切ってまで金儲けした」と言われる人生は、
誠に子供たちや孫たちに相済みません。田里亦無先生も、坂村真民先生も、小島直記先生にも、
徹底して「報恩感謝」を叩き込まれましたし、伊與田覚先生には「仁義礼智信」を叩き込まれています。


20)
まだまだ71歳になっても至りません。恥ずかしい限りですが、社長や幹部のあるべき姿にも触れました。
皆様方に述べる資格はありませんが、「巧言令色鮮し仁」にも触れて反省しました。
「令色」がないことは誇れますが、「巧言」は講師が一番注意すべきことです。


21)
伊與田覚先生は、「教えられたことを自得せずに人に教えるのは、浅い人間のすることだ」と述べられます。
小島直記先生にもそこを厳しく教えられ、伊與田覚先生には優しく諭されています。なかなか難しいことです。
私が一番気をつけなければいけないと毎日が反省です。レベルの高いご受講生の方々はすぐに見抜くと思います。


22)
懇親会の折、私の次男がいて「父親としての感想」を発表する「場面」がありました。やはり、お金に関することです。
「努力せずにお金を手にしてはいけない!」と、銀杏拾いや、音羽の店頭でのチラシ配りを幼い時からさせました。
もちろん、お正月のお年玉は絶対禁止です。訪問する方は子供に義理で渡されます。子供の努力ではないのです。

23)
だから、私の研修では、「お金が欲しいならもっと努力しよう!」と社長にも幹部にも社員さんにも訴えています。
現代は「努力」という言葉が死後になりつつあります。我われの成功は、先人の努力の上にあるのです。
先人の血と汗と悲しみの体験を忘れて、自分一人の力で成功したなどと、口が裂けてもいえないと思います。

先人の恩義に感謝し、親に感謝し、お客様に感謝し、幹部さんや社員さんの恩義を忘れないのが創業の精神です。

生意気申し上げました。横手さん・湯ノ口君・檜山君・ご参加者の皆様方に感謝です。

最後にスタンフォード大学から高橋明希さんありがとう。来日された教授にもよろしくお伝え下さい。

田舞徳太郎
 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「夢は実現するものです。
 夢を希望に変え、さらに深く決意して、具体的に目標を定めるのです。
 そして強く実践し、それを繰り返して行うところに、
 初めて夢は実現するのです。
 「何事も苦労した分だけ、道は開けてくる。すべてを素直に受け入れることや」と、
 幸之助は心の持ち方を大切にして経営していました。
 邪念を捨てれば夢は必ず実現するもの、と信じ切ることです。」

                木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


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なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。

1)
昨日は福島君が講師を務める「ケースメソッドで学ぶ 幹部育成セミナー」を見学しました。
田舞塾の皆様方がご支援下さっていますが、今回も「幹部の役割」に関して行われました。


2)
前回の企業事例は「道頓堀ホテル」の橋本明元さんにお越し頂きましたが、かなり刺激を受けたようです。
今回は「株式会社アン」の築林社長が、事例発表と質疑応答で素晴らしいお話を頂きました。
日本創造教育研究所には、優良な会員企業様が多くあり、皆様の模範にして頂きたいと思います。


3)
福島君も第一講座の振り返りを基に、今回は前回よりも堂々として講義もし、
ケースメソッド授業も非常にスムーズに進行しました。
すごく活性化され、幹部の方々の凄さを感じました。


4)
さて、時代は大きく変わりましたが、
特に経営者や幹部が「不快」を避けて「快」を求める傾向があるということです。
市場で、多くの競合会社が生存できた時代は終わりました。
我々は自社を自己否定して、次に備えなければなりません。


5)
私は随分前から、「中小企業の受難の時代は続く!自助努力しかない」と「大きな声」で叫び続けてきました。
しかし、ストレス社会が蔓延して、「不快」を避けて「快」を求めているのです。
「快」ばかり求めていると、会社が良くなることはありません。


6)
口では「従業員満足だ!」と叫びながら、恐らく近い将来多くの企業が「雇用」を守れなくなるでしょう。
社長・幹部の役割は、自己の身を削ってでも「社員さん」を守らなければならないのです。
伊與田覚先生から学びました。「雑識や知識ではダメで、見識や胆識を社長は鍛えなければならない」のです。


7)
私が最も尊敬するのが、アイ・ケイ・ケイの金子社長です。金子社長は他人がストレスと感じることを「不快」と感じません。
つまり、人物が大きいのです。私は小さな人間ですが、少々の「不快」には耐えることが出来ます。
だから、「不快」に耐えられない社長や幹部はその地位についてはならないのです。


8)
もちろん、社員さんには「快(働きがい)」を与えなければなりません。幸福にする義務があるのです。
しかし、「不快」を避ける社長は、結果的に「良い会社」に出来ていません。結果「業績が悪い」のです。
世の中には色々な「会」がありますが、結構「憩の場」化しています。慰めあっているのです。


9)
正直、私にもストレスがたくさんあります。中国の清の時代の「曽国藩」という人は、四耐と述べています。
冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐える。若い頃は冷に耐えました。それが役に立っています。
今は松原君はじめ取締役や幹部が成長して、川本さんの培ってきた事に加えて色々な智慧を使い、
彼らや彼女たちが、私の代わりに経営の苦労をしてくれています。苦労は少ないですが幹部教育の効果です。


10)
しかし、私にも結構悩みがあります。会員企業様の業績不振や、労務問題の裁判、資金繰りなど、
絶えず30件、40件抱えていますから、その個別相談は骨身に堪えます。
しかし、私がもう解決したと安心したある会社の裁判では、その後、予期せぬ結末を迎えました。


11)
私が、社長本人に電話をして「良かったね!」と伝えた矢先の出来事だっただけに、
相手の気持ちを察することが出来なかったことを、今でも悔やんでいます。
業績も良く、部下を信頼するタイプで、また社員さんを大事にしていました。


12)
先般におきた、別の問題も深刻でした。
日創研でたくさん学び、業績も良く、幹部もTTコースを受講しています。私は「よく頑張っているね!」と褒めていました。
ところが、企業経営は何が起きるか分かりません。私は肝心な問題を「注意出来ていなかった」のです。


13)
その会社は、問題が起きてから次々に逆境に追いこまれました。
二重三重と、私が見落としていた問題が大きくなったのです。
「ある社長」に応援を依頼してご支援を頂き、その方が会社を守るべく努力をして下さいました。
毎日電話で状況報告をお聞きし、「ある社長」のお考えも聞いて、現在ようやく解決の目途が立ってきました。


14)
その会社の社長は決して「不快」から逃げませんでした。
自社の破たんするかどうかの局面と対峙し、問題解決に努力したのです。
ところが、今度は問題解決に助言していた、「ある社長」の会社で問題が起きたのです。
私も報告を受けて、胸が痛みました。


15)
一報を受けてすぐにお電話しましたが、「ある社長」は色々な困難を乗り越えてきた人です。
社員さんや社会に対して誠実な経営をされ、決して「不快」を避ける方ではありません。
常日頃から社員さんを大事にされ、社員さんが胸を張って「会社を誇りしている」と語っておられるのが救いです。


16)
まだまだ、多くの会員企業様の苦悩の相談はあります。私の周りは信頼する立派な経営者がたくさんいますので、
その方々のお知恵を借りながら、問題解決のためのお手伝いをさせて頂いています。
でも、決して「快」ではありません。
しかし、曽国藩が言われるように、私には「煩」に耐える使命があるのです。まるでストレスの塊です。


17)
でも、私はストレスに耐えるコツを持っています。坐禅をしたり、伊與田覚先生の教えを思い出したり、
仮名論語を素読したり、明治の森・箕面国定公園を歩いたり、色々な書物を読んで「不快」と向き合っています。
特に、心が乱れた時には「中庸」になって心を調えています。伊與田覚先生の中庸の本を開いているのです。


18)
伊與田覚先生の言葉1)
『患難に素しては患難に行なう』
病気や貧乏など、さまざまな憂いごと、心配事、なかなか思うようにならないことに対して、
それを基にして対処していかなければならない。

ここのぺ―ジを何十回めくったかわかりません。私の「不快」を支えて下さるお言葉です。


19)
伊與田覚先生の言葉2)
「君子入るとして自得せざる無きなり」
自得とは自ら満足するということです。つまり、どこへ行っても、不平不満ではなく、

「自分の居るべきところはここや」と決め、他を願わずにその場所らしく生きていく。という意味です。


20)
私は気の小さい人間です。メールでも生意気な事を述べています。本当は自分に言い聞かせているのです。
しかし、兄弟との比較、両親の離婚など、小さいときからたくさんの「不快」を味わってきました。
でも、いつも本を片手にもって、その書物の言葉から「不快」から避ける工夫をしてきました。


21)
現在、社長・幹部が「不快」をどう乗り切るかの教育カリキュラムを新しく作っています。
社長や幹部は「順境な時ほど、悲観脳を使い、逆境に遭った時ほど楽観脳」を使うことが大事です。
29TTコースのご受講生に、冗談で「CPを上げる研修をするよ!」と伝えたら、何人もの方々が、
「田舞さん、いつからやるのですか!」と聞いてこられました。6か月コースですが、2か月分の案は創りました。


22)
どうか、社長や幹部は、フロイトが言うような「快」を求めず、
ヴィクトール・フランクル先生のように「意味」を求めて下さい。
人間は「意味のために死することさえも出来る高遠な生き物」なのです。

松原社長の「コア・コンピタンス経営」が、大幅に参加者が増えています。
将来は東京でも行なう構想を持っていますが、私がスタンフォード大学で学んだものです。
松原社長が、非常に分かり易く講義をしてくれています。厳しい時代になります。社長も幹部も耐える力をお創り下さい。

松下幸之助の「何事も苦労したぶんだけ、道は開けてくる。すべてを素直に受け入れることや」
心に沁みるお言葉です。今日は東京の「全日本マネジメントコーチング協会」全国大会でした。
創業メンバーの湯ノ口君や檜山君と「創業の精神」について話しました。後日、ご紹介出来ればと思います。


田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

 経営者には、定年もなければ引退もない。
 毎日が戦いだ。動けなくなるまで戦いだ。
 戦い抜いて、戦い抜いて、初めて勝利の栄冠を手にすることが出来るのだ。

 社員の幸せと、お客様の笑顔を得るために―。

 最後の最後まで、心を砕いてこそ、上に立つ指導者と言えるのです。
 幸之助は、94歳まで現役でした。

           木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


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1)
田舞塾の7月の教育ケースをまとめました。
6月は芝寿しさんのケース・メソッド授業でしたが、梶谷真康新社長が頑張っています。
7月は物流業の教育ケースですが、この会社のF社長も一代で38億円の企業に発展されています。


2)
9月から第18期の田舞塾がスタートしますが、素晴らしいメンバーが揃い、来年3月にはミャンマーに行きます。
ミャンマーは椙村社長の新工場の見学と現地法人のケース・メソッド授業です。
TT卒業をされてからもずっと勉強をされていて、40数億円の売り上げで4億円以上の経常利益を出しています。


3)
椙村社長は自分に厳しく人に優しい人です。有名な甲府市の恵林寺で早朝から座禅修行をされています。
幹部も育ち、TTコ―ス派遣、社長塾派遣と人財育成に余念がありません。順調に行くはずです。
成功する人は「努力の堆積(努力論)」が違うのです。


4)
一昨日は京都の霊山歴史館で社長塾でした。伊與田覚先生もお元気で、たっぷり1時間半もお話下さいました。
満100歳の誕生日ということで、全員でハッピーバースデーを歌い、水谷さんから花束を渡して頂きました。
本当に伊與田覚先生にお出会いして人生が大きく変わりました。心から感謝です。


5)
宇野哲人先生、宇野精一先生親子は、古典の学者さんですが、親子そろって99歳でお亡くなりになっています。
私が社長塾の参考文献にしている新釈漢和体系にはお二人が出ていますが、
「小学」の勉強は宇野精一先生の解釈で学んでいました。論語の読み方までこの小学には書いてあります。


6)
伊與田覚先生には本当に感謝です。人生の師として先生の教えを多くの皆様方にお伝えしていきます。
人徳の大切さを説かれますが、先ずは私自身が徳を身につけなければなりません。


7)
さて、福島君の「ケース・メソッド授業による幹部育成セミナー」が好評で、ご派遣頂いた皆様方に感謝です。
第1講の教育ケースをご提供頂いた「道頓堀ホテル」の橋本明元専務には、素晴らしい質疑応答を頂戴しました。


8)
人徳の兄・橋本正権社長と才能の弟・橋本明元専務の絶妙なコンビが良い会社をつくるのですね。兄弟愛も素晴らしいです。
初回のテーマは「幹部の役割と責任」でしたが、定員が少ない分意見が多く出せ、「次も派遣するよ」と喜んで頂きました。


9)
後日、橋本明元専務から決算報告を伺う予定ですが、
増収増益でかつ次の新築ホテルの進捗状況をご報告頂きたく思っています。
第三次計画も進んでおり、頼もしい限りです。


10)
今月の13日には、日本初の優れたサービスを表彰する、
第1回「日本サービス大賞(主催:サービス産業生産性協議会(SPRING)」の優秀賞に選出され、
安部総理が表彰式に出席されましたが、なかなか受賞困難なものです。


11)
昨日は大阪で経営理念塾を行ないましたが、
27TTコース卒の内藤さんが「田舞さん、27TTから黒字になりました!」と、歓びのご報告を頂きました。
研修中、「内藤さん、黒字にしてくれてありがとう」を素直にお伝えしました。
やはり、中小企業の活性化、会員企業様100%黒字の使命やビジョンをご支援頂いたのですから嬉しいです。


12)
今回の経営理念塾は第五講で、事例企業は静岡の「たこ満」さんでした。
家業の御菓子屋さんを、今のような素晴らしい企業にされたのは平松現社長です。
理念が素晴らしいですし、1993年のLT研修で作成したビジョンを、2008年には大幅に実現されました。


13)
毎日書き続ける社員さん向けの「デイリーニュース」はすでに9,000通を超えています。
つまり、28年ほど現場社員さんにご自分の考えを書き綴られているのです。
こうした地道な努力が立派な会社を作るのですが、多くの企業は続きません。可能思考能力が低いのです。


14)
あれが駄目だったから、次はこれにしてみよう・・と次々に心変わりをする社長はうまくいきません。
色々とトライするのは大事ですが、「一以って之を貫く」の愚直さがもっと大事なのです。

美辞麗句だけを並べて経営理念と言っている社長や幹部をお見かけしますが、
その経営理念が、どんな大義をもち、どんな付加価値を創るのかが不明確です。


15)
やはり、幹部や社員さんの経営感覚が大事なのですね。
日創研は「経営感覚の涵養」を目的に、可能思考教育や職能教育を行なっていますが、
私の頭は次の教育カリキュラムに向けて試行錯誤しています。
「中小企業の活性化」「会員企業100%黒字」意外は、すべてを投げ捨てこの道一筋で生きていきます。


16)
お陰様で日創研には多くのご支援下さる方々がいます。
一昨日の社長塾では、「徳」「仁・義」などの講義の時、
起業家養成スクールのチューターさんや、TTコースのファシリテーターさんを前に、
「果たして、起業家養成スクール生に恥じない自分か?TT生に恥じないファシリテーターか?」と申し上げました。


17)
チューターの藤内さん、小林さん、高橋さんは、
起業家養成スクール生の前でも立派な人徳を積むべく学んでおられますし、
ファシリテーターの大橋さん、千村さん、山内さん、島ノ江さん、武澤さんも、
TT生に恥じない人間に向けて論語を学んでおられます。
個人の教育カリキュラムは人徳を積む研修をご提供し、主として日創研は組織向けに多くの研修を導入しています。


18)
7月以降、各地でマネジメント養成6か月コース、業績アップ6か月研修、実践ビジネススクール、
コア・コンピタンス経営(業績アップ上級コース)、田舞塾、営業スキルアップなどを開講しますが、
究極は、
1.「理念と経営」
2.「論語とそろばん」です。経営で失敗しては多くの人を不幸にします。

上滑りな経営は禁物です。勉強は一時的な苦労ですが、勉強しない苦労は一生続きます。

私も伊與田覚先生の弟子として恥ずかしくないように、毎日毎日「新釈漢文大系」で学び続けています。

田舞徳太郎

 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「資源は無尽蔵と考えた方が、気が楽やで、木野君」
あるものがなくなれば、必ず代替え物が発見されてくるものだと、
幸之助は考えていました。

人の智慧は無尽蔵です。
心が無から有を生むのですから。

だから心を清らかに美しくして、
「お客様の心に華を咲かせたい」と、幸之助は念じて経営をしていました。

             木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


1)
6月15日は、恩師の伊與田覚先生満100歳(数え101歳)のお誕生日でした。
29TTコースが終わり、翌日の経営指南塾の準備をしてご自宅を訪問しました。


2)
伊與田覚先生はさすがに気丈にされておられ、お元気でした。
13年前にお出会いした時のことを話され、山を下りた時のご様子などをお話し下さいました。


3)
先生の「あなたたちに出会えてよかった・・・・・・」のお言葉に、思わず涙が出ました。
私のことも色々と理解して下さっていて、まるでご自分の子供のようにお話しをして下さいました。
まだまだ至りませんが、伊與田覚先生に受けたご恩をお返しできるまで、
先生には元気でいて欲しいというのが本音です。


4)
私はこの13年間、社長塾の折にタクシーでお迎えに行き、その道中で色々な事をご教授賜りました。
「口伝」とでもいうべきお言葉ですが、書物に書いていない事をたくさん学ばせて下さいました。
そして、奥様からは「道を求めて生きることの厳しさ」を、妻の立場から教えて下さいました。


5)
今以上にお元気な時にはよくご自宅を訪問させて頂き、
父親に甘えるような気持ちで理解できない文章の意味をご教授賜り、先生のお勧めの書物も丁寧に読みました。


6)
社長塾を担当する川本さんや福島君は昼頃にお祝いに行ってもらいましたが、
この二人に「田舞さんを支えて下さいね」と、お手を合わせて依頼されたと聞き、本当に光栄に思います。


7)
伊與田覚先生がご立派なのは、満100歳にして、
小学校の教師時代の担当生徒3人から、お祝いが届いていたことです。


8)
山形の生徒さんは「さくらんぼ」、大阪のお菓子屋の生徒さんからは「特別なケーキ」、
山から下りて困っておられた伊與田覚先生をご支援された生徒(石津さん)はご訪問でした。


9)
石津さんは江坂に本社を構えておられ、そこを論語普及会のオフィスに提供されていました。
伊與田覚先生への社長塾のお願いは石津さんの会社が最初でした。


10)
石津さんも我々を応援下さり、当時お元気だった奥様も、先生に「あなたの役目でしょう!」と言われ、
我々の意図を汲んでご支援下さいました。「三顧の礼」について私が無知な時でした。


11)
きっかけはパナソニックの4代目社長の谷井様でしたが、
「田舞君、僕からも勧めるよ!」と、何度か伊與田覚先生にお願いをして下さいました。


12)
谷井4代目社長は、経営問答塾の木野親之先生のご縁からです。
木野親之先生と谷井4代目社長とご一緒にお食事をしている時、井上靖先生の遺作「孔子」の話題がきっかけでした。


13)
すべての出会いは、そのご縁を創って下さる「先縁」のお蔭です。木野親之先生のお陰であり、
谷井4代目社長のお陰であり、その「先縁」のご恩を決して忘れてはならないと思います。


14)
80年前の教え子が作ったお誕生日ケーキのローソクに火を点け、そのケーキを真ん中にして写真を撮って頂きました。
伊與田覚先生が吹き消して拍手をし、伊與田覚先生とご一緒にケーキを食べながらお出会いの時の話をしました。


15)
伊與田覚先生のお言葉です。
「山から下りてきたときは、論語に興味を示すものは皆無だった。
 今、時代が変わり、こうして「論語ブーム」になったことは日本国家が健全だという証拠だね」


16)
伊與田覚先生は子供さんに恵まれておられます。
優しい面倒見の良いお嬢様や、お孫さんに恵まれ、ご一緒にお住まいされていることも長寿の大きな要因です。


17)
親の面倒を見ない家族が多い中、お嬢様は今日の日まで「冷や冷や」されながら待たれていました。
今日のお嬢様もお孫さんも、本当に晴れ晴れとされて、満100歳を迎えられたことを慶んでおられました。


18)
「田舞さんね、親の恩・師の恩・自然の恩が一番大事なんだよ!」
自然の恩というお言葉にハッとさせられるものがありました。
自然の摂理を人間は甘く見て、不自然な事をたくさんしているのです。
自然の摂理=天理です。


19)
「田舞さん、天が分からなければ中庸は紐解けない・・・・」数年前に中庸の質問をした時のお言葉です。
先日、私の大切な友人に「死生命有り富貴天に在り・克己復礼」の色紙を書きましたが、
「自然の恩」というお言葉で、何か腑に落ちるものを感じました。


20)
早速帰宅して中庸を開きましたら、
「貧賤に素しては貧賤に行い、富貴に素しては富貴に行う」の文章に出会いしました。素行自得です。


21)
話はそれますが、東京都の舛添要一知事は、私が36歳の頃は東大の助教授で、青年会議所で色々と教えられました。
かばうつもりはありませんが、早くに父親を失い、女手一つで育てられ、貧賤からの脱出で必死に学ばれたのです。
助教授時代は決して豊かではなく、それでも我々JCメンバーに親切に教えて下さいました。


22)
今回の問題は、舛添知事は「富貴に素して富貴に行わなかった」からだと思いました。
私は非難する気持よりも、私も似たような事をしていないかを学ぶべきだと思いました。


23)
お金がなくて貧乏な時には必死に勉強し働きますが、
問題は富貴になった時にどんなお金の使い方をするかが問われるのです。
どんなに富貴に恵まれても、福を使い尽くさない気持ちを失うと禍が生じます。
舛添さんは他山の石だと思いました。


24)
伊與田覚先生の偉大さは、お金を追いかけたことが一度もない人生だったことです。
そして、貧しさを恥とせず、道を求めないことを恥じとされました。
素行自得の精神を忘れず、貧賤に素しては貧賤に行い、富貴に素しては富貴に行う。今一度深く考えてみます。


25)
私は恩師に恵まれました。
小学校の先生も貧賤に素しては貧賤に行う恩師でした。
中学校の先生も貧賤に素しては貧賤に行う恩師でした。

「修身教授録」の森信三先生も、仏教詩人の坂村真民先生も、伝記作家の小島直記先生も、
そして、道元禅の師匠・田里亦無先生も、皆様お金を追わずに道を求め続けた方々ばかりです。

伊與田覚先生は渋沢栄一の「論語と算盤」は一体の物だ!と月刊『理念と経営』で書いておられます。
中小企業の活性化に向けて、そして、伊與田覚先生からの二つのお言葉通りに今後も頑張ります。
伊與田覚先生にご縁を頂けたことは本当に光栄なことです。もっと学んで伊與田覚先生の教えを守りたいと思います。

田舞徳太郎

プロフィール

  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。
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